【ブルゴーニュ: 58】シャトー ド サントネイのフラッグシップ、クロ ヴージョを利く

こんにちは、HKOです。
食道炎に関しては非常に長いお付き合いになりそうなので、土日だけ体調を鑑みながらテイスティングをして行こうと思います。
ちなみに人間ドックでは消化器、循環器、呼吸器問題なしでした。うーん?

はい、今回はシャトー ド サントネイのクロ ヴージョです。

シャトー ド サントネイはブルゴーニュ公国初代公王であるフィリップ豪胆公が所有している城で、現在はクレディ アグリコール グループの傘下となっています。醸造責任者畑ジェラール ファニョーニ氏。
主なポートフォリオはボーヌ、アロース コルトン、ポマール、サントーバン、メルキュレ。そして唯一の特級畑であるクロ ヴージョを保有。栽培はビオロジックを実践し、空気式圧搾機や自動ピジャージュなど、最新の設備にて醸造されています。

では、いってみましょう。

生産者:シャトー ド サントネ
銘柄: クロ ヴージョ グランクリュ 2010

約16000円、WA88pt(2008)
外観は赤みの強いルビー、粘性は中庸。
結構ナチュラルなスタイルのクロヴージョで樽や抽出など醸造に起因する主張はあまり無い様に思える。伝統的バローロに似たピノノワール。
トーストやイースト的な要素、ブルーベリーやスモモの酸味を感じさせる黒系の果実味。スミレや濡れた木材、枯葉などアーシーな要素、燻製肉や樹皮。クローヴやジンジャーブレッド、クルミ。
タンニン、酸味は均整が取れており、旨みが凝縮している。クローヴ、茎、ブルーベリーのアフター。いわゆるスター生産者の様なスタイルは無く独自路線を感じる。


個人的にはワイン飲みたての時に値段的にも安かった為、サントネイには大変お世話になりました。まあ、その後に洗練されたコート ド ニュイの赤を飲んで世界観が変わったわけですけども...
今回はそんなサントネイの生産者によって生み出されたニュイのクロ ヴージョ。
このワインはあまり洗練された印象は受けません。醸造技術は不明ですが、何となく味わいから伝統的なバローロを思わせるイーストの香りが感じられます。
恐らく新樽ではない、大樽を使用した熟成がなされているのではないかと思われます。
故に新樽を使ったローステッドな風味はあまりありません。アーシーな風味はクロ ヴージョっぽいとは思います。
果実味としては平準的で極度に凝縮していたり、濃縮しているわけではなく、あくまで中庸。旨味はしっかりとあります。長期熟成は多分あまり望めないタイプかもしれません。
ニュイのワインはどこかしら透明感のある味わいが見え隠れするのですが、このクロ ヴージョはちょっと田舎っぽいですね。悪くはないのですが、個人的なタイプとはちょっと離れています。
方向性として面白いワインではあるものの、ブルゴーニュの官能性を感じられるかといえば、ちょっと違うタイプのワインかな、と思います。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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