念願のコルトンシャルルマーニュ。シャルロパンの村名

こんばんわ。
久しぶりにお酒飲んだら酔っ払っちゃいました。案外私の場合酒は慣れを要求されるようで、連続で飲む程閾値が上がって行くみたいです。
さて本日はシャルロパンのジュヴレシャンベルタンとマルトレイのコルトンシャルルマーニュです。
前回コルトンシャルルマーニュの名手、ルイラトゥールに大いに落胆させられた訳ですが、今回満を時してのマルトレイのコルトンシャルルマーニュです。いやあ、素晴らしかったです。
モンラッシェやバタールが素晴らしいのは当たり前。いわばコート ド ボーヌのクロ ヴージョ的なポジションであるコルトンシャルルマーニュは当たり外れあるクリマです。広いし。
その中でもボノーデュマルトレイという名手のワインを飲めたのはまさに僥倖と言わずにはいられない。
パワー感は無いんだけれども、とてもエレガントで滋味溢れる素晴らしいシャルドネでした。

生産者: フィリップ シャルロパン パリゾ
銘柄: ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユヴィーニュ 2007

意外に飲まないシャルロパンの村名ワイン。抽出は強めで深い黒に近いルビー色、粘性は高い。
若干のシェリー香とオリエンタルなお香が特徴的。リジェベレールのプルミエクリュが放つ香りとやや似ているが、こちらの方が重さや力強さが前に出ており、流麗さ、妖しさはあまり感じられない。
アニス、オリエンタルなお香、タール、ダークチェリーやミルティーユの黒い果皮の香りが中心となり、薔薇、なめし革、ベニヤ板、焼いたゴムの香りが豊満に漂う。強固な骨格があり、タニック。
アタック感が強いので、お香の妖艶な香りとはややミスマッチかもしれない。凝縮感というよりパワー感が目立ち、大きく広がるような力強さ。タニックながら酸は綺麗で、流石の造りの妙を感じさせる。
折角妖艶な香りを全面に出しているのにボディが強すぎるのは、やや残念な所ね。プルミエクリュやグランクリュクラスになった時如何ほどのレベルになるのかは、ちょっと楽しみではある。


生産者: ボノー デュ マルトレイ
銘柄: コルトンシャルルマーニュ2009

コルトンシャルルマーニュの名手マルトレイのグランクリュ。
色調は明るい済んだレモンイエロー、粘性はやや高い。
バタールの果実の豊満さも、モンラッシェの様な膨大な花の香りもやや控えめだが、石灰を感じさせる壮大なミネラル、石鹸の様なオイリーなニュアンス、黄桃やメロンの豊満な果実香は非常にわかりやすく特徴的。パワーよりもバランスを上手く取っている感じだ。全体的にすごい清涼感がある。
ハチミツのニュアンスは控えめで、フレッシュハーブや杏仁豆腐、ムスク、シャンピニオン、ほのかなローストナッツの香りを感じされる。徐々に白檀も。ヴィンテージ的には若いがトゲトゲしさはなく、酸は穏やかで綺麗。
全体的にオイリー、徐々にナッツの香りも強くなってくる。ともすればムルソーを想起しそうなもんだが、強固なミネラルが強く個性を主張する。ブルゴーニュに憧れた新世界の生産者の作るワインにブルゴーニュのエレガンスを叩き込んだ感じ。
ラフォンのムルソーに造り自体は似ているかも。

いや、いいです。マルトレイのコルトンシャルルマーニュ。やや硬かったですが、このミネラル感!
とはいえ酸が強すぎなかったり、オイリーでナッティだからか、シャープさはあんまり感じなくて、ボーヌの銘酒にミネラルがたらふく盛られた感じでしょうか。
いや、いいですわ。
価格的にもシャサーニュやピュリニーのグランクリュに比べれば良心的だし、頑張ればレストラン利用もできるかもしれませんね。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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