有名生産者が辣腕を振るうマール2種

こんばんわ。
ワインネタも切れつつあるので今晩は蒸留酒など。
蒸留酒といってもウィスキーではなく、ブランデー。ブランデー程高級なものではなくマール。
ブランデーは大抵はユニブランから醸造蒸留されますが、こっちは絞りかす、果皮から蒸留するので目の粗い造りでありながら品種個性が出やすいのですね。
そんなマールですが、今回はシャンパーニュのモエ エ シャンドンと山梨の桔梗が原メルローから蒸留されたものを飲んでみました。


生産者: モエ エ シャンドン
銘柄: マール ド シャンパーニュNV

モエ エ シャンドンの葡萄の搾りかすを蒸留して作ったマール。
ピノノワールなのか、シャルドネなのか、ピノムニエなのかはわからないけども...一緒くたなのかな。
ファーストフラッシュのダージリンに似た麦わら。粘性は高い。
ドライプルーンやストロベリーキャンディの様な甘やかなアロマにオーク樽のワッフルやヨード香のニュアンス。黒胡椒、バニラっぽさも。
アルコール度数40%の強烈なアタック。しかしながらいわゆるウィスキーの様な荒々しい力強さではなく、よりワインに近いアロマを放つ。甘みや果実の甘みを感じさせるからかストレートでも目の粗さは感じない。ブランデーの素晴らしさとは異なる、ワインを想起させる蒸留酒。


生産者: シャトーメルシャン
銘柄: 桔梗が原メルロー オードヴィ ド マール

シャトーメルシャンのフラッグシップ、桔梗ヶ原メルローの葡萄の搾りかすから作った蒸留酒。
桔梗ヶ原メルローはそれはそれは素晴らしくて、シャトーパルメの様な豊満かつフィネスを感じさせる、さながらボルドーグランクリュクラッセの生き写しの様な作りでしたが、マールは果たして。
色調はアクアピットやウォッカを思わせる無色透明。粘性は高め。
荒々しく、棘のある香り。
スパイスやヨード、クローヴの香りを中心に桧や海藻、ミネラルを強く感じる。酒蒸しのシャンピニオンも。
果実香はほぼ感じられず、蒸留したありのままの香り。色調的には樽は使用していなさそうだ。
アルコール度数は50%。ウィスキーでいうならばカスクストレングスに近く、アタックは強烈。
下手に手を加えていないから蒸留酒としては純粋な造りだが、酒として楽しめるかというとブランデーの方が好きかなぁ。
ああ、口から火吹きそうだわ。


蒸留酒はアルコール度数が高いので下戸の私はあまり飲めないのですが、ブルゴーニュの有名な生産者が作っているものも多く、なかなか楽しいです。
ルイラトゥールのコルトングランセ、飲んだ事ないですがフェブレイやアルマンルソー、ヴォギュエのフィーヌ、モメサンの特級クロドタールから作られたものもあります。
値段はそれなりにしますが、さすがにワクワクするものがありますね。
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まとめtyaiました【有名生産者が辣腕を振るうマール2種】

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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