【焼酎・初回】百年の孤独と十四代 秘蔵

こんにちは、HKOです。
最近、自身の見識を広げるために、今まで触れる事の無かったお酒にも積極的にトライしています。
元々日本酒、ウィスキー、ビールは好きで飲んでいたのですが、焼酎やフォーティファイドワインは全くの門外漢。今回はそんな事情もあり、焼酎を幾つか頂いてみました。
折角体験するのならば、まずは誰もが知っている有名なプレミアム銘柄からいきたい。
という訳で、芋焼酎は森伊蔵、森伊蔵 極上の一滴、魔王、村尾、佐藤 黒。麦焼酎は百年の孤独。米焼酎は十四代 秘蔵を同時に飲んでみました。
今回から3回に渡り焼酎を取り扱って行きたいと思います。初回は麦焼酎「百年の孤独」、米焼酎「十四代 秘蔵」となります。

百年の孤独は宮崎県の黒木酒造が作る麦焼酎で、ホワイトオークの樽で3年・4年・5年熟成した焼酎をブレンドしたもの。
十四代 秘蔵 乙焼酎は日本酒の酒蔵十四代がごくわずかな数量だけ作る米焼酎となります。

ではいってみましょう。


【テイスティングコメント】
生産者: 高木酒造
銘柄: 十四代 秘蔵 米焼酎

12000円
びっくりするほど日本酒。力強い吟醸香を感じる。素晴らしい。
メロンや水飴、カッテージチーズやショートブレッドの風味。ほぼ日本酒の様子を呈している。かつ吟醸香が素晴らしく立っている。白桃や梨、クレソン、杉、ヨーグルトの要素など。ややアルコール的ではあるものの、ほぼ日本酒といって差し支えないタイプの焼酎だと思う。
日本酒的な酸味も充実しており、プレーンヨーグルトが如き、綺麗な酸味に満ち溢れている。素晴らしい。蒸留しているとは思えないほどの豊かな味わいとアルコールの皆無さに驚きを隠せない。


生産者: 黒木本店
銘柄: 百年の孤独 麦焼酎

16000円
ほぼ極上のウィスキーに近い芳香。ローステッド。強烈なメープルシロップやトフィー、エナメルリムーバー、レーズンやバニラ、アーモンドやペッパー、クリームなどのアロマが感じられる。
アルコール度数40%。圧倒的な度数で迫り来るアタックは他の焼酎と比較すると強烈無比で焼け付く様なアタックとともに甘露なシロップの様な余韻を残していく。圧倒的な鋭さ、ボディ感があり、この中だと異質な存在と言えると思う。


【所感】
まず十四代 秘蔵 乙焼酎。
これ、焼酎っていうより日本酒だよね?
吟醸香が半端ない。日本酒の華やかな吟醸香、フルーティーな果実香、はたまたはヨーグルトなどの複雑な香りなど、日本酒の全てを包含した焼酎だと思います。
勿論焼酎だからアルコール度数は25度と高いですが、それでもなおアルコール香はほとんど無く、日本酒の機微を完全に再現しています。それでいて高アルコールなりの分厚いボディがしっかりとある。
正直これだけのアルコール度数で日本酒としてのスタイルを完全に保っているというのが不可解ですが、とてつもなく素晴らしい味わいになっていると思います。酸味も充実しており、本当に焼酎とは思えない程の豊かな香りを有しています。もともと十四代だからこそ成せる技なのかもしれません。
次は百年の孤独。
こちらも焼酎というよりはむしろ極上のウィスキーに近い。
最もウィスキーに近いと感じた部分はやはり樽によるロースト香。トフィーやメイプルシロップ、レーズンやアーモンドの様な甘い香りが極めてウィスキーと酷似しています。
また当日飲んだ焼酎の中では突出してアルコール度数が高く、なんと40度近くあるわけですが、それもウィスキーっぽさに拍車をかけているかもしれません。
ウィスキーに似ているだけだったらウィスキーを飲めばいい話ですが、ここで素晴らしいのはそれらの香りの立ち方が顕著で変な雑味を含まない事でしょうか。上品で洗練されている。素晴らしい。
確かに品薄になるのも頷ける一本であると思います。

さて、そんな感じで第一回完了でございます。焼酎と一括りにしましたが、当然ながら原材料によって味わいは大きく変わります。
今回の2本はそれぞれの原材料を使った別の酒と酷似しながらも、焼酎である必要がキチンとある酒になっていました。
焼酎、なかなかに奥深い。
まだまだ試してみる余地はありそうです。


十四代 秘蔵 乙焼酎 25度 720ml

十四代 秘蔵 乙焼酎 25度 720ml
価格:5,800円(税込、送料別)

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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