こんにちは、HKOです。
焼酎の次は日本酒でございます。
今回は純米大吟醸2本、久保田 碧寿と綿屋 黒澤米 山田錦です。
ワインブログとは一体なんだったのか...
そもそも最近あんまりワイン飲めてない...ううむ。
【テイスティングコメント】
生産者: 朝日酒造
銘柄: 久保田 碧寿 山廃 純米大吟醸
品種:新潟産五百万石
精米歩合:35%
アルコール度数:16%
約2500円

澄んだ透明色で粘性は高い。
清涼感がありクセの無い均整の取れた純米大吟醸。華やかでフルーティー。
米の旨味を維持しつつ、桜餅や水飴の様なフルーツの香り、カッテージチーズ、メロン、洋梨、白桃などの甘い香りが漂う。キンモクセイ、青竹の様な風味。
口当たりも柔らかく、羽の様に軽いボディ。
熟した梨を想起させるフルーティーな口当たりが口内に広がる。
生産者: 金の井酒造
銘柄: 綿屋 純米大吟醸 黒澤米 山田錦
品種:宮城県産山田錦100%(黒澤米)
精米歩合:45%
アルコール度数:16%
2000円

外観はやや黄色を帯びた透明色で粘性は高い。
清涼感がありフルーティー、優美で華麗な風味が感じられる。水飴や葛、メロン、洋梨のフルーティーな香り。アカシアの花や、クレソン、月桂樹の青い風味、ショートブレッドなどの要素が感じられる。
ボディがしっかりとあり、それでいて軽やかにも感じられる。柔らかに水飴と葛の余韻を残す。
【所感】
共に純米大吟醸らしく、雑味のない透明感のあるフルーティーな吟醸香が主軸となっています。いわゆる米糠の様な香りはなく、研ぎ澄まされたタッチの味わいでした。
そんな中で綿屋と久保田の違いはどの様なものがあるのか、というと、綿屋の方が圧倒的にボディが暑く重みがあります。
吟醸香と共に米の甘み、旨みがたっぷりと含んでいます。粘度も何処と無く高い様な印象を受けますね。香りは華やかなのにボディは強い。やや風味の強い日本食とも良く合いそうです。
久保田はその点華やかさに特化していると思います。綿屋ほどボディは重くなく羽の様な軽やかさがある。香りから受ける印象と同じで滑らかな味わいだと思います。
香りもより純度が高く水飴やメロンの様な熟したフルーツのアロマが感じられます。
どちらも優れた大吟醸だと思いますが、ちょっと方向性が違いますね。
みちま
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