【ボルドー: 18】シャトー ピジョン ロングヴィル バロン 2003

こんにちは、HKOです。
本日はボルドーの2級シャトー、ピジョン ロングヴィル バロンです。
たまに飲むとボルドーもいいですね。まあ、これも毎度言ってるんですが...

【データ】
シャトー ピジョン ロングヴィル バロンは
コンテス ド ラランドもラトゥールに隣接するメドック格付け2級シャトー。
1980年終わりにAXAへ売却された後、ランシュ バージュのジャン ミシェル カーズを監督として雇用し、新たに導入された厳しい選別、収穫時期を遅らせる、セカンドワイン導入、新樽比率の向上によって劇的に品質が改善した。作付面積は68ha、平均樹齢は35年。収量は45hl/ha。
砂利質で生育したブドウは手摘みで収穫。100%除梗。ステンレスタンクで通常15~17日間発酵、マロラクティック発酵も一部行われる。3ヶ月後樽に移され、新樽は70%で12~15ヵ月熟成。清澄処理も濾過処理も実施。


【データ】
生産者、銘柄: シャトー ピジョン ロングヴィル バロン 2003
品種: カベルネソーヴィニヨン65%、メルロー35%

約10000円、WA94pt
外観は濃いガーネット、粘性は高い。
熟成によるニュアンスがはっきりと現れ始めているが、ボディはまだまだ若々しく、若干の収斂性を残す。
炭焼きや燻製肉の香りとともに西洋杉、甘草やナツメグなどのスパイス、トリュフなどの土っぽい香り。熟したブラックベリーやカシスの果実味と共に薔薇やタバコなどの香りが感じられる。ガッシリとした男性的な体躯のワインで、香りもアーシーな要素が際立って感じる。
タンニンや酸は力強く、収斂性は高い。
ブラックベリーや土のニュアンスが色濃く感じられる。イメージとしてはラトゥールに近いが、あそこまで堅牢ではないか。


【所感】
ボルドーの中でもポイヤック、サンジュリアン、サンテステフのみ例外的に良い年になった2003年のロングヴィル バロンです。
流石に11年も経過しているわけですから、熟成香は現れて始めているものの、ボディが極めて若く力強い。熟した黒系果実の果実味やタンニン、酸はまだまだ力強く残っている。
兄弟のピジョン ラランドに比べると、より堅牢でラトゥールに近い。アーシーで重厚感がある。典型的なポイヤックのスタイルだと思う。
まだまだあと20年くらいは熟成しそうな感じ。
ボルドーのグランヴァンたる味わいを持っている。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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