秀逸なニュイの赤(6種類)


※ビールのノーシーズンな旨さと本文とは一切関係ありません。


こんばんわ、しつこい位にこんばんわ。過去のエントリーで更新頻度を稼ぐ俺だ!

うーん、あんまり意味ないけどね、それ。さて、次は赤でございます。


生産者: ドメーヌ ポンソ
銘柄: シャンボールミュジニー キュヴェ デ シガレ 2009

相変わらずポンソは当たり外れあれど、基本的には何飲んでも美味いです。たとえ村名でも例に漏れません!
比較的濃い色調のルビー、粘性は中庸。
スミレやローズウッドのオイル、ファンデーションやダークチェリー、アセロラの溌剌で瑞々しい果実香を中心に、濡れた下草、やや野性的な鉄分、甘やかなチョコレートが香る。シャンベルタンが得意なポンソのシャンボールと考えると、かなりシャンボールの軽やかさ瑞々しさを表現出来ている。
酸味は瑞々しく綺麗で、旨味の凝縮感はさほどではないもの、フィネスやエレガンスがキチンと感じられる。肉感的でメオカミュゼのレ クラにちょっと近いかも。
ややタンニンが目立つものの香りの心地よさはやっぱりシャンボールです。いやいや、なかなか。いいじゃないですか。


生産者: ロベール グロフィエ
銘柄: シャンポールミュジニー プルミエクリュ レ ゾー ドワ 2007

粘性が中庸な深いルビー。
ああ、確かに凄い色っぽい香り。
ダークチェリーやアプリコット、梅の分厚い果実味と腐葉土、マニキュア、香水、白檀、薔薇やスミレの華やかな香りが主張する。ややスパイシーてパストラミハムやオリエンタルなお香の香りも。主軸となるのは赤い果実と花の強烈な香り。ヴォーヌロマネと似て非なる軽やかて瑞々しいシャンボールミュジニー的なピュアな造り。まるで果実を噛むような自然な赤い果実の酸味やタンニン、余韻はとてつもなく長い。キュートながら色っぽさ、そしてナチュラルな自然を感じさせる素晴らしい造り。


生産者: フランソワ フイエ
銘柄: エシェゾー グランクリュ 2008

透明度の高い明るいルビー、粘性は中庸。熟したアメリカンチェリーやフランボワーズの果実香、スミレや薔薇の華やかなかつ強靭な香りが煌びやかに香る。鉛筆の芯、梅しば、トリュフ、オリエンタルなインセンスのニュアンスも。さすがヴォーヌロマネのテロワール、圧巻。シャンボールミュジニーやジュヴレシャンベルタンとは方向性を異にする。肉感的でしなやかで、やたらと華やかな香りの立ち方。果実香より赤い花や土、スパイスの香りがメインだから、だろうか。
若干後味にじわっとした苦味を感じるがタンニンも酸も滑らかで官能的な香りに集中できる。ああ、素晴らしきはヴォーヌロマネよ。


生産者: ジャイエジル
銘柄: エシェゾー ドゥ ドスュ グランクリュ 2009

ドゥ ドスュはエシェゾー内のパーセル名称。
さすがに2009年とあって強烈に硬かったが、執拗なスワリングでまずまず開いた。
色調はボルドーの様に深い紫がかったガーネット、粘性は非常に高い。ポテンシャルは非常に高い筈なのに若いからか少し篭った印象だが凝縮感を感じる。ダークチェリーやプラム、ブラックベリーの凝縮した果実味と、薔薇やゼラニウムの赤い花の香りを感じる。アニスや生肉、スパイス、ゴム、溶剤のニュアンスを感じる。香水の様な香りの立ち方。やはり既存のヴォーヌロマネテイストに近く薔薇の華やかな香りが目立つ。タニックて酸味も強く早すぎた感は否めないが、口内に含んだ時の甘さや華やかな香りの膨らみは大きなポテンシャルは感じられた。基本的にはエマニュエルルジェと近しい方向性で骨格がしっかりしているため、きっと大化けするのだろうな、と思う。余韻は長い。


生産者: エマニュエル ルジェ
銘柄: ニュイ サン ジョルジュ 2007

いや凄い、これは凄いパワー感。
DRCとはまた違った方向性だがニュイサンとは思えない程色っぽくてしなやかな造り。
粘土が高い深いルビー色。
ジャムにしたストロベリーやクランベリーの強烈な果実香を主軸に
薔薇、スミレなどの赤い花々の香水、大地やオリエンタルなインセンス、バニラ味の葉巻、焦げたゴムの香りもある。野性的なムスクやスパイスの香りが渾然一体となって立ち上る。溶液や赤い花、赤い果実が強烈だからか女性の香水を思わせる強烈なインパクトがある。丁度ヴォーヌロマネを思わせる妖艶で女性的な特徴もあるし、骨格もがっしりしている印象もある。不思議。
口に含むとより香りの発現が顕著、滑らかでタンニンも十分溶け込んでおり、とても村名とは思えないスムーズさ、愉悦感を感じさせてくれる。


生産者: ロベールアルヌー
銘柄: ニュイ サン ジョルジュプルミエクリュ クロ デ コルヴェ パジェ 2006

かなり濃い透明感のあるルビー、ガーネットにも近い。粘性はやや低め。
凄まじくフローラルで華やかな香り。
スミレ、薔薇、百合などの華やかな香水。煮詰めたチェリー、カシスの濃縮した果実味。焦げたワッフルやクルミ、マホガニーが一塊となった芳香。野性味はあまり感じられない。わずかになめし革のニュアンスがあるが、基本的には果実味豊かでエレガント。シナモンのニュアンスも。派手な造り。
酸味はややトゲトゲしいがパワー感の代償か。タンニンもやや目立つ。素晴らしい造り。


生産者: ラ プスドール
銘柄: ヴォルネイ プルミエクリュ クロ ドーディニャック 2006

粘性の高い、明るいルビー。
シャンボールミュジニーの様な軽やかさがあるもののやや凝縮した果実味があり足が付いた感じかする。こちらも果実香、赤い花の香りが主体となっている。果皮の厚いダークチェリーやラズベリーの果実味、香水、黒オリーブ、薔薇やスミレの香り。ユーカリ、ややグロフィエに対して花の香りより果実の香りが強い。軽やかで酸味やタンニンも自然で、やや苦味はあるものの滑らか。なかなか素晴らしい出来。グロフィエに劣らずなかなか素晴らしい造りだと思う。


そんな感じです。
ここで全体的に思うのがニュイの大地の香りが強いのって幻想じゃね?ってこと。どちらかとヴォーヌロマネの華やかなにパワー感を加えた感じなんだけども。
さほど大地香は感じないんだよな、どちらかというとシャンボールの方が...。
基本的に曖昧な印象ながらも、素晴らしいキュヴェであることは間違いないっすねえ。
あっ、CM, VR, GCあたりは個性ありすぎです。むしろ。
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※ビールのノーシーズンな旨さと本文とは一切関係ありません。こんばんわ、しつこい位にこんばんわ。過去のエントリーで更新頻度を稼ぐ俺だ!うーん、あんまり意味ないけどね、それ...

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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