Collage (コラージュ: 汐留)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。



こんにちわ、HKOです。
突然ですが、HKOは汐留で会社から給料を貰ってお仕事をしているいわゆるサラリーマンです。
当然日中は会社員なのでワインを飲んでいる訳ではなく、合法ハーブ(※モンスターエナジー)をガンギメしながらパソコンとにらめっこして真面目に働いているわけですが、唯一息抜きできる時間があります。

お昼です。

勿論昼メシ抜き的な日も無くはないのですが、大体は食事くらいは真っ当に取れます。
社食で済ます事は多いのですが、たまーに時間がある時は足を伸ばして銀座や新橋界隈でご飯を食べます。



そんな感じで今回足を伸ばしてみたのが、コンラッド汐留にある、「コラージュ」。


※存在感ある巨大な東京汐留ビルディング。
コンラッド東京は28Fから。27Fまではソフトバンク帝国。

コンラッド汐留のフレンチといえばゴードンラムゼイでしたが、2013年の5月に閉店。その代わりにモダンフレンチ「コラージュ」がオープン、ゴードンラムゼイから変更なくシェフ ド キュイジーヌは前田慎也氏が、ヘッドソムリエは森覚氏が務めています。ミシュランの評価も変わらず。そのまま横スライドした様なイメージです。


基本破れたジーンズ、ヘヴィメタリックなTシャツとジャケットが正装の私としては、正直足を踏み入れ難い...というか常識的に行っちゃまずいだろ、という所なんですが、何らかの気の迷いでジーンズ、カジュアルシャツ、ジャケットというビジネスカジュアルの装いをした時があって、「これを逃したら次のチャンスはねえぞ!」と。


※参考: 汐留のサラリーマンにおける一般的なビジネスカジュアル


うーん、見慣れているとはいえ入ったことの無いコンラッド。
なんというか、完全に間違って入っちゃった感ある。すごい浮きっぷり。やばい。


あっあっあっ何かお辞儀されてる
こっこんにちは!?


エレガントでアンビエントな音楽がかかる外人ばっかりのロビーを抜けると、ガラス張りのモダンエレガントな空間が目に入る。
おっ、おお!ここか!


特に待たず、すぐに席に通してもらったんだけど、フロアと区切りの無いオープンキッチンで、食材と格闘中のシェフ。
ランチなのに、通りがけわざわざご挨拶頂いた。

いや、ホント恐縮です...すみません、なんかすいません。生きててすみません...
なんというか3800円のランチを食べるのにここまでされると大変申し訳ない気分になってくる。


※吹き抜けの広々とした開放的な空間


さっそく席に着き、クイックランチと安いぶどうジュースを注文。


うおお、マジで森覚さんサービスしてるよ...ランチなのに。存在してたんだ...有名すぎて非実在のソムリエかと思ってた...


そして一番ヤバかったのは森覚さん自ら安いぶどうジュースをサービスしてくれたんだわ。ちょっとちょっとランチだよ?客単価高いディナーじゃないんだよ?
安いぶどうジュース頼んだのが申し訳なくなってくるじゃねえか...

頼んだのがクイックランチなのに、オールスターで接客された時の恐縮っぷりといったら。

さっそく一皿目がきた。


◼︎前菜(★★)

表面を軽く炙ってマリネしたサンマに柿を添えたもの。
季節感のある一皿。
驚いた事にサンマの臭みは一切ない。
マリネ綺麗な酸味と柿の糖度の高い甘みが綺麗に混じり合う。魚とフルーツなんて...と思ったけど、熟度の高い柿から失われた酸味をマリネが補ってる。マリネはサンマとしっかりと結合している。相反していない。見事にお互いを高め合っている。前菜から美味しいぞこれ...!


◼︎パンとバター(★★★)


パンは硬めのバケット。小麦感すごいある。
それよかビビるのがこの無塩バター。
ものすごいクリーミーでミルク感、ナチュラル。そこに竹の中でローストした塩。
竹の清涼感のある青い香りが綺麗に効いている。バターから美味いって。どういうことだ。


◼︎前菜2「熟成キジのプレッセ ぶどうとピスタチオの饗宴」(★★★★)

熟成キジをテリーヌに。ピスタチオのペーストの上に砂糖とナッツ、あといくつかの種類のぶどうが添えられているもの。そこにぶどうのジュレが潜む。
キジからは八角の様なスパイスの風味。濃厚な味わい。濃い味わいのキジに清涼感のあるぶどうの風味と甘みが乗り、ピスタチオと八角の要素は別途結合する。すばらしい。


◼︎メインに合わせたパン(★★★★)

トリュフオイルを練り込んだパン。
ほのかなトリュフのオイリーでスパイシーな香りがパンのイースト香と共に立ち上がる。柔らかくてフワフワで天にも昇る味わいのパン。やや甘みがある。
無塩バターを塗ると、これだけで幸せな気分になれる。


◼︎主菜「黒のリゾット キノコとトリュフ」(★★★★★)

これがもう泣きたくなるくらい絶品。
トリュフの芳醇で豊満な香りがビンビンしてくる。ガーリックとハーブのパワフルな風味がある。中央の卵黄で味わいが変化。力強い味わいをソフトに包み込む。丸みがででくる。燻製香が複雑さを増強する。
コリっとした米の硬さも最高。精力つきそう。



ここでサラリーマン的にタイムアウト。
ギリギリ1時間で食べきった!忙しないぜ!
ちなみに食後のコーヒーと小菓子は別料金で1000円程度となっています。

余韻を楽しむ暇もなく次の打ち合わせに向けて猛スピードで会計し、コンラッドから脱出。

いやもう本当に全ての料理が美味かった...
盛り付けも綺麗だし、味と味の組み付け方がすごい芸術的。早急に別の料理も試さなければならぬ。

口の中に残るトリュフのアロマで、幸せな気分に浸りつつ、次の計画を練るのであった!



◼︎ノンアルコールのぶどうジュース
生産者: グランドパージ
銘柄: フィフスジェネレーション シラー ノンアルコール
外観は濃いガーネットで粘性は高い。
ニューワールド的なシラーズというよりローヌに近い。カシスやダークチェリーのやや酸味を帯びた凝縮感のある果実味、西洋杉や焦げたカラメルの様な要素。ミントやハーブの香りが渾然一体となって立ち上がる。シンプルだが過度に豊満ではなく、熟したぶどうの風味を綺麗に凝縮感に転化している。スミレなどの果皮の要素もある。
タンニンは力強いが、滑らかで美しい。酸もしっかりとあり、全体的にとてもバランスの良いバロッサヴァレーのシラーだ。



住所: 東京都港区東新橋1-9-1 コンラッド汐留28F
店名: Collage(コラージュ)
電話番号: 03-6388-8745
営業時間:
[火~土]
ランチ 12:00 ~ 14:00(L.O.)
ディナー 17:30 ~ 21:00(L.O.)
[日・祝]
ランチ 12:00 ~ 14:00(L.O.)
※祝前日の日曜ディナー、祝日月曜ランチは営業。ランチ営業、日曜営業

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美味しそう!

ボノーデュマルトレイの記事からここまで来ました。
気になっていたコラージュ!
とても美味しそうで参考になりました~☆
プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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