Mardi Gras(マルティグラ:銀座)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。


こんにちは、HKOです。
今回は特に前提を確認してください、あくまで個人的な感想であり、その料理の本質を指し示すものではありません。無論そのお店全体の評価では絶対にありません。


今とてもジビエ熱が高まっています。
そもそもそういう時期ですし、丁度料理通信でジビエ特集を組んでおり、美味しそうだなあ、ジビエ食いたいなあと思っていた所で、記事内で紹介されていたマルティグラが会社にほど近い事がわかり、訪問しました。



怪しい雰囲気を醸し出す看板。淫靡で妖艶。



まずはワインを注文。ボルドーのクリュブルジョワの古酒。いいチョイスです。
これは嫌が応にも期待が高まります。


生産者、銘柄: シャトー ヴュー ロパン 1997

外観は透明度の高いガーネット、粘性は中庸。
極めて良好なバランスを保った古酒であると思う。
腐葉土や朽ちた木、炭焼きの香り。生肉、ベーコン。ナツメグやナッツなどのスパイスの香りを中心としてドライフラワーやプラム、カシスの果実味、バターの様なアロマが感じられる。
とても品の良い古酒で熟成香主体ながらも、果実味とボディがしっかりと生き残っている。
マジックこそないものの、十分楽しめるメドックの古酒だと思う。木材と土、心地よいカシスの香りの余韻が鼻に抜けていく。いい旨味が出てる。


◼︎パン(★)

ライ麦のパン、ジャガイモのオムレツ。
ベーコンとジャガイモの甘さが最高。しっかり塩味。美味しい。


いきなりワインとパンが美味しく、楽しい気分になってきます。

予算も無いので、前菜は頼まず、とりあえず目的のジビエを。
羊、牛、豚はそもそも今回の趣旨から外れるし、魚なんて論外だ。

さてどうするか。

鴨にすべきか、それとも鳩か。

いやいや雛鳥という選択も捨てがたい。


悩んだ末に、雛鳥はなんか可哀想な気がするし、鴨は割と何処でも食べられる、ほんなら鳩だろう。という結論に。



鳩にしよう。




なぜ、あの時素直に鴨にしておかなかったのか。




◼︎ランド産鳩のラケ(-)
本気のジビエを甘く見ていた所があった。





はい、頭真っ二つ。



ヒッヒイイイイ!グロ...グロいよおおおおお!!!
こんな写真見せられんわー!ボケー!
鳩さんごめんなさいごめんなさいごめんなさいー!
※実物はマルティグラさんでご覧ください。





味については正直全く口にあわなかった、調理法なのか、それとも鳩そのもののクセなのか。
全体的にはオレンジの風味が感じられる。これはいい。品がある。
ただ、足の部分はそうでもなかったのだけど、体部分のクセが本当に強烈。オレンジの風味とアルコーリックな風味、強い苦味かある。
これは臓物か?それとも血か?
痺れるような刺激、苦味。真っ二つになった鳩の頭もやや食欲を無くす。
この手の料理の場合滅多に残すことは無いのだけど、
最後は飲みたくもないマルベックで無理くり流し込んだ。今回初めて残してしまった。


ジビエそのものに耐性がなく、かつ「どのみち鳥類だろう」と癖を見誤った完全なるHKOの誤算である。

もう一度言う。これはHKOの経験不足である。

人によっては官能的かもしれない刺激的な味わいだが、個人的にはこれを全て平らげることは難しかった。隣で牛や豚を美味しそうに平らげている人が羨ましくなった。
ハンバーグとかステーキなんてヌルいもん頼んでんじゃねえよおおおお!美味そうじゃねえかコラあああああ!


...次回はコンサバティブな鴨や牛、豚を試したい。
あまりにも刺激的かつ、難易度の高い料理だったと思う。野生怖い。



結局、失意のままマルティグラを後にすることとなった。


新しいものに挑戦する時はそれなりの覚悟が必要です。


※余談ですが、ちなみに店内は携帯電話の電波は入りません。



住所: 東京都中央区銀座8丁目6−19 野田屋ビル B1F
店名: Mardi Gra(マルディグラ)
電話番号: 03-5568-0222
営業時間:18:00~01:00 LO00:00(日曜定休)


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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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