熟成した特級シャンベルタン、特級ミュジニー

こんにちは。
本日は熟成したシャンベルタンとミュジニーを。
トラペのシャンベルタンは今日飲んだ最新のものですが、ミュジニーは2月の終わりごろだったかな?やっと機会が出来たので載せます。
シャンベルタンはジュヴレシャンベルタン村の、ミュジニーはシャンボールミュジニー村のグランクリュの中でも最上の区画であります。
区画自体も大体3~4haと狭く、かつ有名な生産者が保有しているケースが非常に高いため、どうしても手に入りにくく、高額。ただ村の個性の体現とも言えるテロワールが魅力的で非常に人気の高い区画であります。
近年はドメーヌ元詰が増えたのでネゴスものはあまり多くないですが、たまに古いヴィンテージだと出ものがあったりします。
ともにネゴシアンものの特級。そしてヴィンテージも古いです。


生産者: ブシャール ペール エ フィス
銘柄: ミュジニー グランクリュ 1976

エッジは落ち着いた橙だが中心部は若々しいルージュがまだ残っている。粘性は少々低め。さすがに焼いた藁やシベット、スーボワ、鉄釘の熟成香が目立っているが、未だ十分に残るプラムやクランベリー、アセロラの果実味が穏やかに香る。酸味は比較的高いが、ポムロールの古酒にも似た落ち着きを感じる。タンニンは感じない。ヴォーヌロマネの様な強烈な色気や官能はもう影を潜めているが、静かで穏やかながら40年の年を経た複雑さがある。余韻は長い。


生産者: トラペ ペール エ フィス
銘柄: シャンベルタン グランクリュ 2001

おお、丁度いい熟成加減。めっちゃいい香りが漂ってくる。
野性的で果実味が溢れるシャンベルタン。
心持ちエッジがオレンジだがまだまだ活き活きとしたルビー、粘性も高い。
燻製肉、鉄釘の動物的な香りと深いダークチェリー、ドライプルーン、イチジクの果実味、甘草やクローヴ、松の樹皮を中心にローストしたオーク、トリュフの熟成香りが漂う。広がりのある力強い香り。ややビターチョコの香りも漂ってくる。しなやかな筋肉質な作り。
酸味もタンニンも流石に穏やかで柔らかい。まさにタンニンが溶け込んだソースが如き造り。
心地よい香りが楽しめる素晴らしきシャンベルタン。


僕は基本的に若いヴィンテージが好きなのですが、流石にこのクラスになると、バックヴィンテージでもある種の溌剌とした部分が残っているし、当然ながら熟成の複雑さも感じられる、素晴らしいワインになっている事が多いです。結構、感動的ですよ。
毎度シャンベルタンとミュジニーを飲む時は厳かな雰囲気になって、香りの要素を感じ取るのに必死になってしまうのですが、こういうワインを語り合いながら飲めるようになりたいですねー(白目)
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まとめtyaiました【熟成した特級シャンベルタン、特級ミュジニー】

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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