美かさ(みかさ:宮崎台)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。
※★無しは「普通」です。好きじゃなかったのはそもそも書きません。


こんにちは、HKOです。
驊騮と同じく大分前の話になるのですが、人に呼ばれて神天婦羅と名高い美かさに行ってまいりました。


住宅街の一角にあります。意外と目立つ通りに隣接しているもの、惚けているとスルーしそうな場所です。




店内はカウンターのみで、時間が来ると全席分一気にスタート。だいたい1日2回転らしいです。

次々と職人の技が繰り出されていきます。


◼︎生姜、海老の頭、薩摩芋、銀杏(★)



◼︎海老(★★★)



◼︎海老味噌付き(★★★★)



◼︎アスパラ(★★★★)



◼︎鱚(★★★★★)




◼︎椎茸(★★)



◼︎鱧(★★★)



◼︎蓮根(★★)



◼︎鮎(★★★)



◼︎茗荷(★★★)



◼︎女鯒 (★★★★)



◼︎大葉雲丹(★★★★★)




◼︎銀宝(★★★★)




◼︎天丼(ほたてと小エビ)(★★★★)



◼︎イチジクのグラッセ(★)




夢の様な2時間だった。
天婦羅とは素材をただ揚げただけではなく、素材本来の旨味を活かし、閉じ込め、素材の悪い部分は吸収する調理法なのだ...と、食べた直後はなんか悟った風になってしまった。
恐ろしいぞ天婦羅。

結構前の話なので、印象に残ってるもののみ、記載します。
まず、海老味噌付き。
海老の旨味を衣に封じ込めており、軽い食感のなかで味噌の旨味と海老の旨味が混じり合って調和している。
そしてアスパラは本当に見事で、揚げ料理というより、高温で一気に火を通した煮物料理といった感じ。
高温で際立ったアスパラの旨味を外に逃さず衣に封じ込めている。甘みを逃さないためのコーティングの役割を果たしている。最高に美味い。素材本来の良さを感じる。
鱚とメゴチは、やや厚めの衣でアスパラ同様魚の旨味を完全に封じ込めていて、サクサクとした食感の中から魚の出汁が溢れかえってくる。
大葉雲丹。
これが本当に官能的で、雲丹を大葉で巻き、少ない衣で揚げている。パリパリと崩れる大葉のハーブ様の爽やかな風味と雲丹の濃厚な風味が極めて高レベルでマリアージュしている。本来雲丹にはない食感を付加している。
銀宝はこの中で最も衣にインパクトがあり、フリッター状に固めに揚がっている。扱える職人が少ない中で、やはり美かさの大将の技術が際立つ。小骨はほぼ気にならない。衣のザクザク感覚に隠れているのかもしれない。より食感に比重が置かれており、こちらもまた銀宝の良質な油を全て閉じ込めている。
天丼は雪の様に軽く揚がった衣に帆立と小海老が潜んでいる。甘いタレと良く合っていて、腹固めにはピッタリだった。

友人が月一回は行く理由も納得の素晴らしさ。
天婦羅という枠組みから外れて料理の普遍的な素晴らしさを体感したひと時でした。



住所: 川崎市宮前区宮崎2-9-15
店名: 美かさ(みかさ)
電話番号: 0448531819
営業時間 17:30~21:30(19:30で入れ替え)

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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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