JG Jean-Georges Tokyo(ジャン ジョルジュ 東京: 六本木)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。
※★無しは「普通」です。好きじゃなかったのはそもそも書きません。


こんにちは、HKOです。
今回は六本木のジャン ジョルジュ東京です。
ポール ボキューズ等で修行したアルザス ストラスブール出身のジャン ジョルジュ。ニューヨークにある彼の三ツ星レストランの日本進出店舗。
シェフは本店で修行を積んだ米澤文雄氏。


けやき坂の中程に宝飾店の様な品のある店構えのレストラン。


ジャン ジョルジュ東京。2015年ミシュラン東京で*1を獲得しています。


カトラリーセット。なんか箸がある(使わなかった)




キッチンを見渡せる15席程度のカウンター席。
2階席には少ないながらもテーブル席も用意。


まずはワインを注文します。
いつもはシャンパーニュなのですが、今回はいきなり赤を注文。なかなか供出される量が多くて嬉しい。100mlくらいだろうか。
ちなみにシャンパーニュはビルカールサルモン、赤白共にカリフォルニアやワシントンのワインが多かったです。セラーにはDRCや5大シャトー、そしてカルトワインが。


生産者: ボークル ヴィンヤード
銘柄: ファントム ジンファンデル プティシラー 2011

外観は濃いめのルビー、粘性は中庸りら
十分な濃厚さを保持しながらもエレガントなジンファンデルに仕上がっている。ブラックベリーやプラムなどの黒系果実のコンポートとホールペッパーやリコリスなどのスパイシーな香り。まろやかなバタークリーム、トースト、リコリスやフルーツケーキなどの要素。非常に甘い香りが漂うが、いわゆるジンのベタッとした甘さが無い。木材やバニラの様な風味も。
ジンファンデルにしてはボディは滑らかで重さが無い。口の中で黒系果実のコンポートとアメリカンオークの様な甘さが口に広がっていく。余韻にザラついたタンニンを残さない。


◼︎前菜1「本鮪のタルタル仕立て ラディッシュ、アボガド、ジンジャードレッシング」(★★★)

アジアンテイストを感じる一皿。
鉄分を感じるマグロのタルタルに、ホースラディッシュとアンチョチリのチリオイルの辛さと、ジンジャーソースの酸味が調和。そこにアボガドのまろやかさが加わる。一部八角の様なスパイスも感じた。スパイシーさとアボガドのまろやかさで赤身の強い味わいを包み込んでいる。


◼︎パン

スコーンの様なパン、オリーブを使ったカンパーニュ。適度な有塩バターが味わいを添える。


◼︎前菜2「スパイスをまぶしたアイナメ スウィート&サワーソース」(★★★★)

マッシュルームをキャラメリゼして炒めた所に鰹節、昆布だし、醤油、はちみつ、ブールノワゼットを加えたソース。
甘い焦がしバターと醤油の少し酸味を帯びた、濃厚なソース。スパイスをまぶして焼き上げたアイナメをメインに据えて、付け合せは甘い玉ねぎ、芋、サクサクしたサヤインゲン。
プチプチしたスパイスの食感と刺激的な風味、濃厚なスープは柔らかでふくよか、淡白なアイナメの身に立体感を帯びさせていく。ふわふわで柔らか!


◼︎メイン「乳のみ花悠豚のコンフィ ベイビービーツ、ジンジャーヴィネグレット」(★★★★)


三種のビーツ、カシュー豚のコンフィ。
少し生姜の風味を感じる酸味を帯びたビーツ、甘く煮たビーツ、ナチュラルな味わいのビーツの3種類。
ビーツの赤みが皿を非常に華やかにしている。
メインのコンフィはジューシーな豚のほぐし身を再形成して表面をカリカリに焼いている。力強い味わいの豚肉に、生姜と玉ねぎのスパイシーなソースとビーツの酸味で味を引き締めている。極めて濃厚。
皮がとても香ばしくパリパリ。豚肉だけだと疲れるが、ビーツの酸味が凄く良く作用している。美味い。


◼︎デゼール「数種の柑橘のパブロバ ブラッドオレンジのソルベ」(★★★)

ブラッドオレンジのシャーベット、メレンゲ状の固まったカリカリのクリーム。レモンクリーム、そしてフレッシュな日向夏、オレンジ、ブラッドオレンジ。オレンジピール。
ザクザクとした食感のクリームと冷たいブラッドオレンジのソルベ、そして酸味のある柑橘の爽やかさが非常によく合っていて、甘さと酸味と冷たさのミックスがとても気持ちいい。ブラッドオレンジとタラゴン2種のソースもとても華やか。


◼︎ミニャルディーズ「餅粉を使ったパート ド フリュイ、ピスタチオ カシューナッツのヌガークラッセ、冷たいゆずのシャーベット、西京味噌のキャラメル」(★)




価格の割には前菜からミニャルディーズに至るまで趣向が凝らされた5皿でした。フレンチの技法を骨子としながら、どの皿もアジアンテイストを感じる香辛料や調味料、素材が使われているのが特徴で、そのどれもがごく自然に溶け込んでいるのが素晴らしいと思いました。
技法こそトラディショナルですが、そういった部分で非常に先進的なものを感じますし、こと我々日本人には違和感なく受け入れられる味わいだと思いました。
特にアイナメは未体験のソースの味わいとスパイシーさ、アイナメのフワフワした食感が絶品。他の料理も期待に沿う美味しさでした。
カウンターから見える臨場感のあるキッチンも楽しく、エンターテイメント性もあります。

大変素晴らしかったです。



住所: 東京都港区六本木6-12-4 六本木ヒルズけやき坂通り1F
店名: JG Jean-Georges Tokyo(ジャン ジョルジュ 東京)
電話番号: 03 5412 7115
営業時間:
ランチ11:00~15:00(LO14:30)
ディナー17:00~24:00(LO Food22:00/Drink23:00)
テラス席 11:00~22:00 
ランチ営業、日曜営業




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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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