【ブルゴーニュ: 101】パトリック ピウズの作る特級ブーグロ

こんにちは、HKOです。
本日はパトリックピウズのシャブリ グランクリュ ブーグロです。ピウズのシャブリ グランクリュは初めてなので楽しみにしておりました。

では早速行ってみましょう。


【データ】
パトリック ピウズは2008年にシャブリに設立されたドメーヌ。現当主のパトリック ピウズはカナダのケベックで生まれ、ドメーヌ設立まではルフレーヴのシャブリ部門、ヴェルジェ、ジャン マルク ブロカールで醸造責任者を経験。
ピウズのワインはネゴシアンとして栽培農家から、あるいはメタヤージュ契約で自ら栽培し葡萄を調達しています。
ステンレスタンクで発酵後、シャブリやプティシャブリはステンレスタンクで、プルミエクリュやグランクリュは古樽で熟成します。
今回のブーグロは平均樹齢40年、収量は54hl/ha。ステンレスタンクで発酵の後、6~8年使用のオーク樽で熟成を行う。


【テイスティングコメント】
生産者: パトリック ピウズ
銘柄: シャブリ グランクリュ ブーグロ 2012

約9000円、WA90-91pt
繊細でクリーンなシャルドネでラヴノーやドーヴィサの様な派手さはありません。塊の様な強いミネラル感があり、パンケーキにかかったシロップの様な甘み。
ノワゼット、グレープフルーツやパイナップルの爽やかな果実味、フレッシュハーブなどのクリーンな要素が強く感じられる。とはいえ果実味がハッキリとあるのはグランクリュ故か。
酸は細く緻密で透明感があります。ビッグな厚みのある酸ではない。
ミネラル感はしっかりとあり、シャブリ独特の冷たさを感じさせる。冷ややかなタッチのシャルドネ。


【所感】
ラヴノーやドーヴィサの様なさながらコート ド ボーヌのシャルドネを想起させる様なシャブリではなく、はたまたはウィリアム フェーブルの様な極限までシャープさを際立たせたクリアなシャブリでもなく、良い意味で中庸なバランスが取れたシャブリだと思います。どちらかというとクリーンなタイプで、塊のようなミネラル感とフレッシュハーブの様な清涼感、繊細なイーストやシロップの様な甘さと柑橘系の果実味が感じられます。過剰に熟した様なニュアンスはなく、冷ややかなタッチのワインです。レジオナルと比較すると果実味とミネラル感がかなり豊かですね。
シャブリらしさを残したクリーンな素晴らしいワインだと思います。
コート ド ボーヌとの共通点はほぼないので、その辺のワインが好きな人には少し期待と外れるかもしれません。繊細でミネラリーなシャブリだ。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

シャブリは日に日に遠くなる?

HKO様

ご無沙汰です。
いつも楽しく拝見させて頂いております。

パトリック・ピウズのシャブリが出てきましたので
コメントしようと思っていたのですがなかなか書き込めず
ついつい今日になってしまいました(汗)

さてさて、ピウズのシャブリは当方も注目しており
手持ちは12年のみですがプルミエはフルショーム
グラン・クリュはレ・クロが少々ありお宝です。(いつ飲もうかな^^;)
ただのシャブリはすでに飲んで・・飲みきってしまいました(涙)
ブラインドでもやったのですがシャブリとはついに当てられず
苦い思い出がございます。ええ・・でもとても美味しかったです。

ボーヌの白にハマるほど多くの方がシャブリから遠ざかると
個人的に思っているのですが当方はシャブリのミネラル感が
大好きで、時々美味しいシャブリはないかなぁ~とネットを彷徨います。

そうそう、以前ご紹介頂いたラヴノーのモンテ・ド・トネールですが
09年と10年を運良くゲットできましてセラーに保管しています。
アッチコッチと血眼になって探しました・・
有益な情報をありがとうございました。感謝です。

最後に・・・
情報を頂くだけでは申し訳ないのでパトリック・ピウズ以外に
最近ホントいいなぁと思ったシャブリの作り手ですが
ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロワンを強く推します。
機会があれば是非試してみて下さい。

ではではまた
今後も記事を楽しみにしております^0^/~~

Re: シャブリは日に日に遠くなる?

こんにちは、HKOです。
おおっ!ピウズのレ クロですか!いいですねえ〜!
シャブリの中でも好きなグランクリュです。
最近特に思うんですけど、ワインが好きな人程ピウズあるいはシャブリそのものにハマっていく傾向がある様な気がしますね。
好みはもちろんあれど、そもそもボーヌ白とはまた違った良さがありますし、それだけに単純に軽視されるのが悲しい...
ピウズはシャブリのミネラル感を巧みに表現していますし、その他の生産者も世代交代も進んでいるので、先行きが大変楽しみなアペラシオンのうちの一つです。

ジャン・ポール・エ・ブノワ・ドロワンですね、覚えておきます。(たまにラベルは見かけますね)

プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR