【ブルゴーニュ: 102】コント ジョルジュ ド ヴォギュエ、フィーヌ ド ブルゴーニュ

こんにちは、HKOです。
本日はヴォギュエのマールです。お高く希少な一本なので購入を躊躇っておりましたが、たまたま飲む事が出来ました。


【データ】
ヴォギュエはミュニエ、ルーミエ、グロフィエとともにシャンボールミュジニーを代表する最も優れた生産者の一人。栽培責任者はエリック ブルゴーニュ、醸造責任者はフランソワ ミレが担当しています。
有機農法、収量制限の為の仕立て併用、作柄毎に醸造方法を変えるなど、葡萄のポテンシャルを最大限に引き出す為の栽培方法を実践しています。
収穫したブドウは100%破砕除梗。低温浸漬は行わない。木の発酵槽で約3週間発酵させ、樽熟成は約1年で、新樽率は村名15%、特級で30%。
なお、ミュジニー畑に植わっている25年未満の若木に関しては、赤はシャンボールミュジニープルミエクリュとして、白はブルゴーニュブランとして、そして25年以降を特級ミュジニーヴィエイユヴィーニュとしてリリースしており、このデクラッセによってミュジニーの品質が保たれています。


【所感】
生産者: コント ジョルジュ ド ヴォギュエ
銘柄: フィーヌ ド ブルゴーニュ

約25000円
外観は淡いブラウン、粘性は高い。
カラメルトフィーの様な濃厚な甘い香り、ビターチョコレートのロースト香、溶剤や白胡椒などのアロマが主体的に現れている。干しぶどうなどの風味も。スパイシーさより樽を想起させる。カマンベールの様な風味も。舌触りは驚くほど滑らかでスムーズ、驚く程舌の焼きつく様なアルコールを感じない。
余韻は糖度の上がったピノノワールの面影を感じる。


【所感】
ヴォギュエの極限まで凝縮された果実味とほのかな樽香の絶妙なバランスとはうって変わって、バリバリのブランデー仕様に則った味わいのフィーヌ。
つまり樽の甘い香りが半端なく強い。
キャラメルトフィーや干しぶどうの様なこってりとした甘い芳香。蒸留酒らしい胡椒のアロマもある。
ヴォギュエのミュジニー、ボンヌマール、あるいはレザムルーズを想起させる香りは一切ありません。ヴォギュエっぽさはないです。
なんでフィーヌを通してヴォギュエを見たい、って人にはオススメできません。はい。
ただ、ブランデーとしての完成度は極めて高いと思います。
ブランデーには明るくないので、ヴォギュエのフィーヌがユニブランから作られた本場のコニャック、あるいはアルマニャックと比べてどのクラスにいるのかは皆目見当もつきませんが、少なくとも今まで飲んだブランデーの中では最高峰だと思います。
その分お高いですが、1日10mlくらい飲んでその日の終わりを幸せに迎える事の出来る良いフィーヌだと思いました。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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