【シャンパーニュ: 41】ピエール ペテルス レ シェティヨン 2006

こんにちは、HKOです。
新居移転のささやかなお祝いにシャンパーニュを買いました。ピエールペテルスのレ シェティヨンです。以前から飲みたいと思っていたシャンパーニュで一念発起して購入しました。


【データ】
ピエール ペテルスは1840年創業のレコルタンマニピュラン。ドメーヌ本詰めは1929年から始めています。1932年に現在のフラッグシップとなるメニルの小区画レ シェティヨンを取得。現在は17.5haの自社畑を保有しておりヴーヴクリコの元醸造長ジャックペテルスのサポートの元、ロドルフ ペテルスが指揮を取っています。
マスセレクションで選ばれた平均樹齢35年から65年の葡萄の木を使用。栽培はリュットリゾネを実践している。畑で選果を行った後、グラビティフローで自然にプレスされた果汁は10~12°Cで、18~20時間静置しデブルバージュ、10~11°Cで長期間ステンレスタンクでリューディーごとに発酵する。シュールリー状態で定期的にアエレーションを行い6ヶ月熟成。100%マロラクティック発酵の後、リザーブワインを加えて瓶内二次発酵。
使用されるリザーブワインは約30%(勿論NVのみ)、ソレラ方式で良年14ヴィンテージをブレンド。今回のグランクリュは瓶内熟成を32ヶ月行う。ル メニル シュール オジェ60%、アヴィーズ、クラマン40%を使用。
今回のフラッグシップ、シェティヨンは100%メニルシュールオジェで平均樹齢60年の単一畑「レ シェティヨン」のブドウから作られています。キュヴェ100%。ドサージュ5~6g/ℓ。瓶熟成 72~96ヶ月。


【テイスティングコメント】
生産者: ピエール ペテルス
銘柄: グランクリュ メニル シュール オジェ レ シェティヨン 2006
品種: シャルドネ100%

WA95pt
外観はストローイエロー、粘性は中程度。
極めてクリーンでミネラル感が豊かなシャンパーニュ。砕いた石の様な強靭なミネラル、クリーンさを感じさせる赤リンゴや白桃の果実味、それにローストナッツ、ブリオッシュや白い花の蜜の様なアロマが混じり合う。ハチミツやごくわずかにドライシェリーにも感じられる塩味もある。
酸味はかなりシャープでミネラル感も潤沢な為、一見硬質な性質を持っていそうだが、その実果実味の凝縮感が高い為過度にシャープには感じない。
余韻が群を抜いて長く、リンゴの旨味、ローストナッツや蜂蜜のような余韻がいつまでも残っていく。
ミネラル感、塩味、酸味の強さ。堅牢で強靭なメニルシュールオジェの特徴を象徴している。


【所感】
ル メニルの特徴を象徴すると共にそれだけに止まらないクラマンの様な厚みも持つブラン ド ブランだと感じました。
今回常温と適温を試してみましたが、常温時は強固なミネラル感と強い酸を維持しながらもクリーンかつふくよかな果実味とナッツの要素が主体的に現れていました。恐らく適温、やや冷やし気味の温度で初めてメニルらしさが出るのではないかと思いましたが、冷やし気味にした時にもシャープネスはさほど出ず、旨味の厚みが酸の鋭さを包んでいる様な印象を受けました。
一般的にメニルの印象としてはシャンパーニュ随一とミネラル感と鋭い酸、凝縮感の強い柑橘系の果実味を想起させるのではないかと思うのですが、シェティヨンは蓋を開けてみるとピーキーな部分よりバランス感が目立つシャンパーニュの様に感じました。
よって今飲んでも美味しいし、熟成させれば格別ではないかと。オススメです。


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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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