【カリフォルニア: 36】華やかなルックスとは裏腹にいぶし銀のスタイルが見える、ドメーヌ シャンドン エトワールNV

こんにちは、HKOです。
本日は日本未輸入のドメーヌ シャンドン カリフォルニアのフラッグシップスパークリング、エトワールです。


【データ】
ドメーヌ シャンドンは言わずと知れたモエ エ シャンドンのニューワールドのブランド。現在はオーストラリアはヤラヴァレー産のものが主流となっていますが、カリフォルニアでも生産されています。
今回のエトワールはカリフォルニア産においてのフラッグシップとも呼べるスパークリングワインともなります。ソノマヴァレーとナパヴァレーのアッサンブラージュ。メソッド トラディションで、瓶内熟成は5年間にも及びます。
※カリフォルニアのドメーヌ シャンドンはどうやら日本にはあまり輸入されていないようです。ブランドとしてもラベルに明記はあるものの、はっきりと区分けはなされていない感じです。今回のはカリフォルニア勤務の友人から購入したもの。



【テイスティングコメント】
生産者: ドメーヌ シャンドン(カリフォルニア)
銘柄: エトワール ブリュット NV
品種: シャルドネ48%、ピノノワール46%、ピノムニエ6%

外観は少し濃いストローイエローで粘性は中庸。
意外としっかりとしたミネラル感があり、やや塩気の効いたローストナッツやリコリス、ドライハーブ、エシレバターの様な香りが強い。果実的な部分に関しては熟成香が意外と主体的と言える。
鉄分やムスク、シトラスやパッションフルーツの様な果実味が感じられる。ハチミツなど。
シャンパーニュ的な風味ではなく、いわゆるその他地域のクレマンの方を想起する。セパージュはピノとシャルドネ半々ずつ位だろうか。
熟成に起因する充実した旨味があり、ハチミツや石灰、ナッツの様な余韻が感じられる。


【所感】
驚くほどハッキリと、本家ブリュットアンペリアルとは異なります。
本家はある意味優等生的なシャンパーニュを感じさせますが、このエトワールはかなり違っていて、存外にハッキリとしたミネラルとニューワールドらしい果実味が熟成した際に現れるであろう厚い旨味を感じさせるスパークリングです。シェリー的な要素があり、ある種優等生である事を拒んだ酸化的な味わいがあります。故に「暑いぜーコノヤローっしゃースパークリングだーコノヤロー」って感じで飲むスパークリングでは無いのかな、と思います。
酸化的と言ってもクリュッグやセロス、アンリジローの様に品と深みが同居している訳ではないので、結構好みが分かれそうな感じかもしれません。
勿論スパークリングとしては堅実に、上手く作られているとは思いますが...いわゆるドンペリニヨンやグランヴィンテージとはかなり毛色が異なる事だけは認識しておくと落胆が少なくていいと思います。
個人的にはシャンパーニュを期待して飲んだので「あれ?これ全然シャンパーニュっぽくないじゃん」と思ったくらいで。フランス的ではないですね。ロワールもアルザスもリムーもボルドーもブルゴーニュも当てはまって来ない。
カリフォルニアでもこのタイプのスパークリングはあまり見た事ないですね。
面白いので、過剰な期待はしないで現地で購入すると良いと思います。※日本では未輸入。
エッチング加工のボトルは超カッコいいと思います。


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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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