【ブルゴーニュ:111】プイィ フュイッセ最高クラスの品質、ダニエル バローのアリエンス

こんにちは、HKOです。
本日はダニエル バローのプイィ フュイッセ アリアンス ヴィエイユヴィーニュです。
場繋ぎ的に飲んだ1本なんですが、これからメチャクチャ素晴らしい。プイィフュイッセの最上の生産者のものを飲むとコートドール並に素晴らしいシャルドネが産出されている事がよく分かります。


【データ】
ダニエル バローはマコネ地区に1890年設立されたドメーヌでか、現当主は4代目のダニエル バロー氏。
マコネ地区ではかなり評価の高い生産者です。
石灰むき出しの岩山の裾野という土壌に畑を持ち、ミネラル感溢れるぶどうは手摘み。自然酵母のみでアルコール発酵、幾分かの新樽で熟成、無濾過で瓶詰めされる。今回のアリアンスはヴェルジッソンの石灰の岩山周辺にある3区画のぶどうをブレンドしたキュヴェ。新樽比率は30%程度。


【テイスティングコメント】
生産者: ダニエル バロー
銘柄: プイィ フュイッセ アリアンス VV 2013

WA90pt(2009)
外観は淡いストローイエロー、粘性は中庸。
十分なミネラルを骨格として、豊かな果実味が前面に出ているプイィフュイッセ。ごく僅かにMLF的な要素はあるが全体的に極めてクリーン。樽の要素はほとんど感じられない。
バニラやバターの様な風味とフレッシュハーブの爽やかなアロマ、杏仁豆腐、瑞々しいライチや白桃の様な果実味、コンポートの様なシロップに近い香りで、多少オイリーなミネラルが感じられる。ボリューム感があり、どこかシャサーニュモンラッシェを思わせる。
酸と旨味がしっかりと切り立っており、僅かな苦味を感じさせる柑橘系のレモンピールの様な余韻がある。


【所感】
うーん、やっぱいいですねえ。
ミネラル感がしっかりとあって、果実味も充実、だけど決して酸が切り立っていなくて、MLFで適度に滑らかにしているという。極めてクリアで綺麗な目の細かい酸。十分にオイリーなミネラル感。素晴らしい。
余韻に僅かなレモンピールを思わせる苦味があるのもいいすね。なかなか複雑だと思います。
さながらシャサーニュモンラッシェを思わせるような味わい。そう考えると4000円以下で買えるのは物凄くお買い得なのではないかと思う。
まあ、そもそも彼らの様にコートドールに畑が無くて、マコン地区に全力を投入している方たちにしてみれば、プイィフュイッセあるいはサンヴェランこそがフラッグシップとして考えているのでしょうから、このクラスの出来になるのは何処となく納得です。
コートドールの生産者が片手間で作るサントーバンやモンタニーとは違うわけですからね...
ブルゴーニュ的な性質を持ちながら、距離が遠い為に独自の文化を持つマコン地区、決して侮れない、決して侮ってはならないエリアだと思います。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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