【イタリア:12】アレグリーニが作る華やかさと濃密さを備えた卓抜したアマローネ。

こんにちは、HKOです。
本日はアレグリーニのアマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ クラシコです。


【データ】
アレグリーニはイタリア ヴェネト州 ヴァルポリチェッラに16世紀初頭に設立された家族経営の名門ワイナリー。この土地のとりわけ優良区画おり、ヴァルポリチェッラクラシコ中心の丘にある石灰質の土壌から卓抜したアマローネを生産しています。
収穫した葡萄は温度と湿度を一定に保った空気の循環する乾燥室で3、4ヶ月乾燥し、40%ほど水分が失われた状態にして使用します。その後温度管理されたステンレスタンクで発酵し、オーク樽で18ヶ月間、更にブレンド後7ヶ月間熟成にてリリースされる。


【テイスティングコメント】
生産者: アレグリーニ
銘柄: アマローネ デッラ ヴァリポリチェッラ クラシコ 2010
品種: コルヴィーナ ヴェロネーゼ80%、ロンディネーラ15%、オゼレータ5%

約10000円
外観は濃いガーネットで粘性は高い。
ニューワールドを想起させる華やかさと凝縮した果実の香りが立ち上がる。ややインキーでもある。
バニラのようなまろやかさ、ラベンダー、ほのかに酸が乗った熟れたブラックベリーやプラムの濃厚な果実味が感じられる。トースティーなカラメルシロップ、ほのかにマスカテルなフレーバー。燻製肉、焦げた樹皮、シナモンなどの要素が感じられる。
基本的には極めて濃密でパワフルな酒質であると思う。
液体は強い粘性とタンニン、酸が際立っている。
アタッキー。球体感一歩手前くらいのツヤツヤした体躯で、カラメルやスミレ、爽やかなマスカテルなフレーバー、濃密なプラムの様な余韻がある。収斂性は極めて高くアルコール感も明確に感じられる。


【所感】
強い酒質のアマローネの中で、粘度や濃密さと共に華やかさも包含した少し珍しいタイプだと思う。
インキーで、かつバニラや熟した黒系ベリーやカラメルシロップの濃密で甘露な香りの中に明らかな花の華やかさ、生肉などの鉄分を感じさせる風味、どこか爽やかさを感じさせるマスカテルフレーバーを伴う。
濃密さをベースとしつつも複雑で様々なタイプのワインの要素を持っていると思う。
価格対比でかなりよく出来たアマローネだと思う。
ややアルコール感が際立ち、タンニンや酸はアグレッシブだが、そこはご愛嬌。
バランスなどに若干の崩れを感じるが、極めてキャッチーでタンニンや酸の強さも許容範囲だと思います。

自分から進んで購入するタイプのワインでは無いけれど、この手のワインが好きな人には薦めやすいワインだと思います。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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