【NZ・オーストラリア: 18】漲る高級感、やっぱりカーリーフラットは凄い...、シャルドネ 2010

こんにちは、HKOです。
本日はカーリーフラットのピノノワール...でもなくシャルドネです!
個人的に大好きなワイナリー、シャルドネはどうなんでしょうか!


【データ】
カーリーフラットはフィリップとジェニ・モラハンが、オーストラリアのマセドンレンジズに1998年に興したワイナリー。マセドンレンジズはブルゴーニュに良く似たオーストラリアで最も冷涼な産地。気候は大陸性気候で、標高は560m。最高気温は16度。玄武岩のローム土壌の畑で、ピノノワールとシャルドネの栽培に適しています。
2008年以降、ビオディナミへの転向しており、手作業で収穫を行っています。収量は30hl/ha。除梗比率は年によって変えている様ですが、2010年は70%を除梗し、発酵に回します。低温浸漬を行った上で、区画ごと、クローンごとにステンレスタンクで発酵。ピジャージュは1日3回程度。複数階に渡る多重構造の発酵蔵によりグラヴィティフローを行う事が可能です。その後40%新樽で24ヶ月熟成を行い、無清張で瓶詰めされます。
シャルドネは南部ランスフィールド周辺の自社畑。冷涼地区として知られる。深部に粘土層のある、火山性ローム層。バイオダイナミック農法を取り入れ、2006年 より除草剤不使用。フレンチオーク新樽50%で樽熟成。


【テイスティングコメント】
生産者: カーリー フラット
銘柄: シャルドネ 2010
品種: シャルドネ100%

約7000円
外観は淡いイエローで粘性は中程度程度。
かなり樽がしっかりと効いたナッツや麦茶、ロースト香がまず感じられる。コントラフォンの若いヴィンテージにそっくりな印象を受ける。
ピュリニーの火打石の様なミネラリーさ、ムルソーっぽいローストナッツのような樽香、ニューワールドのシャルドネ的な苦味を感じさせる余韻がある。麦茶、奥の方にマロラクティック発酵に起因するミルクの様な要素がある、それに付随してしっかりとした洋梨、花梨のような果実味が感じられる。
酸はしっかりと骨格を形成し、わずかな苦味はある。
麦茶やナッツ、洋梨などの風味を感じさせる。想像以上にしっかりとした新世界的な要素がある。


【所感】
メチャクチャ高そうなシャルドネだ...
ニューワールド的な甘い樽香とマロラクティック発酵がブリブリに効いてくる感じではなくて、もっとブルゴーニュ的な樽香とミネラルがある。とはいえボディはしっかりと新世界的な厚みがあり、かつ酸味も充実している。
半端なブルゴーニュというより、いわゆるピュリニー的なミネラルを維持しながらムルソー的なハッキリとした樽香が素晴らしい。
麦茶やナッツを思わせる樽香と張り詰めたミネラル。
決してコッテリとした甘さはなく、力強く堅牢さすら感じさせる。
少しずつ花梨や洋梨の様な果実味とミルクの様なまろやかな風味も現れるが、樽香とミネラルでしっかりと引き締まっている。
液体にハッキリとした酸とボディがあり、MLFの影響で中抜けする感じは一切ない。余韻に苦みがあるのが、新世界的ではある。(ただこれくらいならブルゴーニュでもありありですね)
樽香やミネラルの感じはコントラフォンの若いヴィンテージに似てるかも。だから高級感を感じるのか。

今となっては7000~8000円近くする為、お得感も大分薄れてきましたが、ブルゴーニュと比較するとまだまだお得感が際立ちます。基本的にはやっぱりオススメです。
ピノノワールもシャルドネもカーリーフラットは良いですね!


◾︎例のごとくワイン会で(Part.2)

キンメのお寿司や...



蒸し穴子...



ホタテのソテーと良く調和しました。



ワッシーズさんがメチャクチャ安い....


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No title

はじめまして(かな?)。
いつもROMばかりで(表現古い?)、コメントは書き込んだことがないような気もするのですが、とにかく、いつも読ませていただいています。

今回は、ワインメーカーズ ディナーに行ったことがあるカーリーフラットということで、コメントさせていただきます。

ワインのコメントを読んで、また飲みたくなってしまいました。
ピノノワールはその時に買ってきたのですが、シャルドネは無いのですよ。

メーカーズディナーの様子はこちら。→ http://blogs.yahoo.co.jp/tsuredsure_wine/64069633.html
プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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