【ブルゴーニュ: 118】期待の新鋭、ドメーヌ ド クロワのボーヌ プルミエクリュ。

こんにちは、HKOです。
久々のブルゴーニュ赤です。かれこれこちらも2ヶ月程度飲んでないのですが、一回飲むとこう、飲みたい欲が出てきますね。
ただニュイのではないものがいい...ニュイは腐る程飲み過ぎた...


【データ】
ドメーヌ ド クロワはカミーユ ジルーで働くダヴィッドクロワがオーナーを務めるドメーヌ。
2004年に母体となるドメーヌ ドゥシェをロジャー フォーブスが購入し、ダヴィッドクロワをオーナーに据えて、2005年に初ヴィンテージをリリースした。
ポートフォリオはサヴィニー、ポマール、コルトンシャルルマーニュ、コルトン、ボーヌの1級畑を所有しています。5haのうち3haは自社畑、2haはカミーユジルーが購入している。
除草剤、殺虫剤、防腐剤の使用せず、ビオ農法で飼育された牛の堆肥を使用、土着酵母を使って仕込む。
2008年から完全にビオロジック栽培を実施している。
今回のレ サン ヴィーニュは砂質粘土 石灰質のボーヌの1級畑。所有面積は0.47haで樹齢は39年と51年。収量は34hl/ha。
収穫後空気式圧搾機でプレス。100%除梗、伝統的な開放木製タンクで醸造。低温下(13℃)で5日間マセレーション。天然酵母により発酵。マセレーションは合計15日間行なう。ピジャージュ(1日4回まで)により抽出。4ヶ月の旧樽+新樽15%で12ヶ月樽熟成、その後6ヶ月タンク内熟成。無濾過、無清澄。


【テイスティングコメント】
生産者: ドメーヌ ド クロワ
銘柄: ボーヌ プルミエクリュ レ セント ヴィーニュ 2012
品種: ピノノワール100%

約5000円
外観は赤みの強い濃いルビー、粘性は中庸。
若々しく溌剌としたキャンディ香がありアメリカンチェリー、ラズベリーの様な果実味がはっきりと出ており、華やかなスミレやエナメルリムーバー、紅茶の要素、少しミルクの様な要素がある。華やかさとキャンディ香が中心で煌びやかな味わいがある。少しグリニッシュ。燻製肉、ハチミツの様な蜜の様な清冽な香り、リコリス。焦げた様な木の風味、ゴム。
酸は比較的柔らかく、苦味が強めに感じられる。アメリカンチェリーやラズベリーのキャンディの様な溌剌とした果実味が感じられる。近年のモダンな作りを感じさせる。


【所感】
いいですね...食事に合わせるのには幾分かフルーティーすぎますが、むせ返るような香りというか、ブワッと来るような香りの厚みが堪らないですね。
溌剌としたキャンディ香の様な香りがあり、かなり出来立てホヤホヤ感のある艶やかな風味が感じられます。香りはボーヌとしてはかなり強いです。
少しずつキャンディ香が落ち着いてくるとマロラクティック発酵のニュアンスや焦げた木材のほのかな要素が混ざり合ってくる。
ボンヌマールをよりアタッキーにした感じでしょうか。しかしモダン(ここでいうモダンは抽出や樽を強めたタイプではなく、自然派的な作りです)ながら、かなり品があります。
あまりぼんやりとした輪郭のワインではない。ハッキリとした体躯のワインです。新進気鋭の若手でも結構独特な感じですが、かなりいいですね。
コルトンなども含め横でしっかり飲んでみたい生産者です。


◾︎例のごとくワイン会で(Part.3)

ワインがフルーティーだったので赤身には今ひとつ。
赤身単体としてはとても美味しかった。



炙るとカチッとくる。



鴨のブルーベリーソースには完璧に調和。




トリュフとシンタマの肉寿司は非常に官能的。見た目からしてクラクラする。



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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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