ポムロールのシンデレラワインを想起させるモンテスのカルメネール


こんばんわ。
このブログは本質的にはワインブログです。別段ラーメンかどうとかクダをまくブログでは断じてありません。

さて、今回のはモンテスのプレミアムラインのパープルエンジェルです。
モンテスはチリの中でも特筆すべき高い品質を持ち、フラッグシップは常にパーカーポイント90点以上をキープする優れたワイナリーです。
価格帯も1000円台のモンテスクラシック、2000円台のモンテスアルファ、土着品種を使ったパープルエンジェル(5000円台)、シラー主体のフォーリー(7000円台)、フラッグシップのボルドーブレンドであるアルファエム(9000円台)と幅が広く、どれも高品質なので、なかなかお得なのではないでしょうか。

今回はチリの代表品種、カルメネールを使ったパープルエンジェルです。ちなみにカルネメールはメルロやカベルネ以上に遅熟で、日照条件が
すこぶる良くないと失敗する品種です。(早熟で難しいピノとは逆ですね)


生産者: モンテス
銘柄: パープルエンジェル 2007

品種: カルメネール 92%、プティヴェルト 8%
パーカーポイント94点、価格はだいたい6000円くらい。
ラベルがとっても優美。
カルネメールはチリの代表品種だが、やはりボルドーに近い芳香が目立つ。生産者の方向性だろうか。
黒に近い紫の色調、粘性は非常に高い。昨日のドンメルチョーと比較して、よりインキーで重々しい印象。あくまで新世界的な濃厚な造りではあるものの、甘やかな果実味やや抑え気味。タバコや強くローストした西洋杉、ミント、そして完熟した果皮の厚いプラムやブルーベリーの果実味を感じられる。鉛筆の芯、芍薬も。甘草も感じる。ややスパイシー。
かなりしっかりしたタンニンがあり、収斂性は高いが、つさやや強めの酸味と合間ってよくバランスが取れていると思う。なかなかスキの無いワインだな。
ちょっとポムロールのワインに似ているかもしれない。

全くボルドー系国際品種に負けない品種でしたね。
いや、マルベックとかカルメネールはそもそも結構好きだったのですが、ポテンシャルがやたらと高い。
ブラインドで飲んだら意外とポムロールかチリかで悩んじゃうかもしれない。
ドンメルチョーよりややインキーですが、十分甘やかで濃厚な美味しいワインでした。正直5000円台の品質では無いなぁ。
これポムロールだったら倍はするよ。
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まとめtyaiました【ポムロールのシンデレラワインを想起させるモンテスのカルメネール】

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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