ロベールグロフィエ、官能的なアムルーズ、ボンヌマール。


こんにちは。
今日はグロフィエのボンヌマールとアムルーズを頂きました。

ロベールグロフィエはシャンボールミュジニーにおける、ヴォギュエ、ルーミエ、ミュニエと並ぶ最高の生産者の内の一人で、プルミエクリュ レ ザムルーズの最大所有者でもあります。
そしてリリースしてすぐに売り切れる事から極めて入手しにくいドメーヌとしても有名です。ノンフィルトレ、有機農法。ポートフォリオは旗艦銘柄の一級アムルーズ、特級ボンヌマール、特級シャンベルタン クロ ド ベーズを中心にジュヴレシャンベルタンとシャンボールミュジニーに畑を持ちます。

今回はその旗艦銘柄2種をテイスティング。いずれも卓抜した高品質なシャンボールでした。


生産者: ロベール グロフィエ
銘柄: シャンボールミュジニー プルミエクリュ レ ザムルーズ 2010

約24000円、2009年のパーカーポイントは93点。
なんて色っぽいワイン。香りの大きなアタックや口当たりの強さは全くなくて、軽やかでしなやか。
透明度の高い濃いルビー、粘性は高い。
水分を帯びた瑞々しい薔薇やスミレ、果皮の厚いダークチェリー、紫スモモ、梅しばの香りを中心に、お香、ユーカリ、ハーブの清らかな香りとクローヴ、シナモンのスパイス、トーストの香り。
オレンジの香りも。まだタニックでありながら、一口口に含むと花の香りが広がり、綺麗な酸味が心地よく広がる。苦味は無い。余韻は長い。
時間が立つとハニートーストの甘さとオリエンタルスパイス、鉄分、土の香りが一気に広がる。


生産者: ロベール グロフィエ
銘柄: ボンヌ マール グランクリュ 2010

約23000円、2009年のパーカーポイントは95点。
アムルーズと比較すると、やや強固だが、意外な事に、基本的な骨子はあまり大きくは変わらない。
色調はより透明度が高い濃いルビー。粘性は低い。
より花と野生的な香りが全面に出てきている。ストロベリー、果皮の厚いダークチェリーの果実味、スミレや薔薇(ややスミレが強い?)の香水の様な優美な香り。動物的ななめし革。松の木、ユーカリ、クローヴ、シナモンなどのナチュラルなニュアンス。ビスケットの様なクリスピーな香り。
酸味はやや強めで果実味はキュッと引き締まった感じ。タンニンはアムルーズよりキツくなく甘やか、苦味も少なくキャッチー。全体的に甘露な印象。


グロフィエの旗艦銘柄は個人的に高嶺の花のイメージがあって、まず飲めた事に対して喜びがある。
そしてシャンボールの枠内でありながら、想定を遥かに超える、華やかさと強固さ。ともすれば、謎めいた静けさを持つヴォギュエに対してキャッチーな雰囲気。
これは凄く人気のあるのも頷ける造り。個人的にはヴォギュエの方が好みだが、シャンボール屈指の作り手というのは、非常に納得出来る。
機会があれば飲みに行きたいが、まぁ、難しいかな...



関連記事
スポンサーサイト

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめtyaiました【ロベールグロフィエ、官能的なアムルーズ、ボンヌマール。】

こんにちは。今日はグロフィエのボンヌマールとアムルーズを頂きました。ロベールグロフィエはシャンボールミュジニーにおける、ヴォギュエ、ルーミエ、ミュニエと並ぶ最高の生産者...

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR