2015年 ワイン総括

こんにちは、HKOです。
今年も残り少なくなってまいりました。(記事を書いている段階ではまだ21日)
年末如何お過ごしでしょうか。
今年も文字ばかりの本ブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。

さて、毎年の事ですが、今年飲んで印象に残ったワインをランキング形式でご紹介します。
前回はブルゴーニュ赤だけ別枠で扱いましたが、今年は飲んだ数が少なかったので一本化しています。

では行ってみましょう。


◾︎2015年ベストワイン
【白・スパークリング】
今年は去年にも増してブルゴーニュを極力避け、その他の地域の泡と白に集中した。
結果としては最もデギュスタシオン数ではシャンパーニュが突出し、かつ今回のランキングにもそれが反映された形となった。

1: ドン ペリニヨン: キュヴェ ドン ペリニヨン 1982


2: ドン ペリニヨン: キュヴェ ドン ペリニヨン 1985


3: マルク コラン: モンラッシェ 1993


4: シャルル エドシック: ブラン ド ミレネール 1985


5: ビルカール サルモン: クロ サン ティレール 1996


6: サロン: サロン ブラン ド ブラン 1982
7: コント ラフォン: ムルソーペリエール 1980
8: アラン ロベール: メニル シュール オジェ レゼルヴ 1982
9: マーカッシン: ガウアー ヴィンヤード アッパーバーン シャルドネ 1997
10: テタンジェ: コンド ド シャンパーニュ ロゼ 1981
11: ブシャール ペール エフィス: モンラッシェ 2011
12: ルフレーヴ: ピュリニー モンラッシェ ラ ピュセル 2013
13: フィリポナ: クロ デ ゴワセ 2005
14: ピエール ペテルス: レ シェティヨン 2006
15: ヴーヴクリコ: カーヴ プリヴェ 1980

熟成ドンペリニヨンがトップ2を占めた。冷静に他のシャンパンメゾンと比較しても、熟成したキュヴェ ドンペリニヨンの味わいは異次元レベル。ナイトマーケットで若い状態で消費される事が残念で仕方ない。
特に出自が明らかになっている訳ではなく、また特級のみ使っている訳でもない。かつトップキュヴェとしては生産量は多いものなのに、何故ここまで熟成によって突出するのか不可解でしょうがない。次点はマルクコランのモンラッシェ。変な言い方にはなるが、モンラッシェはどんな生産者が作ったとしても熟成すれば突出した味わいになるのだけど、やはり名手が作ると最上の白ワインの名に恥じない強力なキュヴェになる。ブシャールの若くして美味しいキュヴェも大変魅力的だった。マーカッシンも同様でニューワールド的な特徴を十分に残しながら、酸を表現し、もう一つのモンラッシェとも言うべきクオリティを感じる。
その他熟成サロンやアランロベール、力強いブラン ド ノワールが並ぶがいずれも素晴らしい味わいだった。



【赤】
赤も白同様ブルゴーニュを離れ、他の地域にも集中した。その分ニューワールドとイタリアからの選出が増えたものの、一部頂いたブルゴーニュが凄まじく、白と比べると数多く選出する事となった。

1: ジョルジュ ルーミエ: シャンボールミュジニー プルミエクリュ アムルーズ 1994


2: スクリーミングイーグル: スクリーミング イーグル 2011


3: ヘンシュケ: ヒル オブ グレイス 2009


4: クロード デュガ: グリオット シャンベルタン 2011


5: ポール ホブス: ベグストファー ドクター クレイン ヴィンヤード カベルネソーヴィニヨン 2010


6: アルマン ルソー: シャンベルタン クロ ド ベーズ 2012
7: レアム セラーズ: ベクストファー ドクター クレイン ヴィンヤード カベルネソーヴィニヨン 2011
8: ガヤ: スペルス 1999
9: クロ ルジャール: ソーミュール シャンピニー ル ブール 2010
10: ジャコモ コンテルノ: バローロ カッシーナ フランチャ 2005
11: ジョセフ フェルプス: インシグニア 2012
12: オキシデンタルワインズ: オキシデンタル ステーション ヴィンヤード キュヴェ キャサリン 2011
13: シルバーオーク: カベルネソーヴィニヨン 1973
14: バス フィリップ: プレミアム ピノノワール 2011
15: エラスリス: ドン マキシミアーノ ファウンダーズリザーブ 2012

やっぱりジョルジュ ルーミエは凄かった。
良ヴィンテージとは決して言えない作柄だけど、レ クラの延長上にある、そしてその先にあるミュジニーを見通す事の出来る品のある緻密なピノノワール。
近年のルーミエは少し力強すぎる感があるのですが、やはりこういうのこそルーミエの本懐じゃないかという気がしてきますね。
スクリーミングイーグルとヒルオブグレイスはカベルネソーヴィニヨンとシラーにおける対フランスへの新世界の回答といった感じ。
どちらもフランス産カベルネソーヴィニヨン、フランス産シラーには無いタイプのワインで、かつそれらと比べた時に多くの人がこちらを選ぶであろうきゃっちーさがあります。勿論わかる人にはワインとしての複雑さ、凝縮感、パワフルさも十二分に感じられる事と思います。ポールホブス、レアム、インシグニア、エラスリスは上記に近い形となっています。
バスフィリップやオキシデンタルはニューワールドらしいピノノワールですが、ごく自然な果実味はブルゴーニュファンにも受け入れられるものだと思います。むしろこちらの方が醸造起因の要素は少ないと感じました。クロードデュガは対極にいると思いますが、果実味も充実していて、アルマンルソーと共により完成度の高さとバランス感を感じました。
熟成においては枯れ気味ながら抑制の効いたエレガンスがあるシルバーオーク、バランス感が際立ったスペルスを選出しています。


◼︎今年は
ブルゴーニュからあえて目を背けて、他の地域に注力してきました。
来年も基本路線は同じと考えていますが、幾つかの代表的な生産者はカバーしていきたいです。
また今年はかなりシャンパーニュに注力しましたのでこちらも抑制していきます。未体験の目ぼしいものがあれば別ですが。
それらを抑制した上で注力していきたいのが、「南アフリカ」「オーストラリア」「ピエモンテ」「オレゴン・ワシントン」「スペイン」「各国のスパークリング」です。
どれも摘み食い的に手をつけていましたが、より注力し特徴を捉えていきたいと思います。


それでは来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお過ごしくださいませ。














関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR