【ピエモンテ:14】プルノットのスタンダードライン バルバレスコ 2011を利く。

こんにちは、HKOです。
以前ピエモンテの特集をやった時に載せ忘れたのが1件あったので更新します。
プルノットのスタンダードなバルバレスコです。


【データ】
プルノットは1923年にランゲワイン協同組合をアルフレッド・プルノット氏が買取り、自身の名前でワイナリーを設立しています。拠点はモンフォルテダルバ。1956年の引退以降は醸造家ペッペ コッラ氏に引き継がれ、更に1989年にアンティノリに引き継がれています。畑の概念を早くに導入した生産者でもあります。
アンティノリに引き継がれて以降は優良畑「ブッシア」をはじめ、バルバレスコにも畑を買い増し、自社畑を少しずつ増やしています。
醸造に関しても、1999年には老朽化したセラーを最新の温度管理機能を備えた施設に一新し、発酵用のタンクは、古いコンクリート製のものから、ステンレス製に変更。熟成用の樽はバリックを採用しながら、スロベニアンオークの大樽もより小さい5,000~7,500リットルサイズへ変更しています。


【テイスティングコメント】
生産者: プルノット
銘柄: バルバレスコ 2011
品種: ネッビオーロ100%

外観は透明度の高い赤みの強いガーネット、粘性は中庸。
古典的なバルバレスコの作りではあるものの、ブルーベリーやブラックベリーの黒系小果実の果実味と、薔薇やスミレの華やかな赤い花の香りが突出。エナメルリムーバー、それと共にイーストの香りが感じられる。多少グリニッシュでクローヴなどの要素も。燻製した肉や鉄観音、ベニヤ板。
かなり果皮の香りが強く出ており、合わせてタニック、旨味が強く表出している。酸は分厚く、旨味が強く、タンニンはかなり収斂性が高い。抜栓直後は比較的飲みやすいが、時間を置くとやや飲みにくいバルバレスコ。


【所感】
実はこの時あまり体調が宜しくなく、咳をするだけで地獄の苦しみを味わうというやな感じになってたのですが、よくもまあテイスティングコメント取れたもんだ...
そんな感じで、プルノットのバルバレスコですが印象としては結構トラディショナルな感じがしますね。華やかで繊細なネッビオーロといった感じで。
基本的にドライで、甘みやローストの要素が少なくてブルゴーニュ的な色の濃淡のワインだと思います。
ただ時間を置いて、少し参加した時に、かなりタンニンと酸が出てくるので、そうなった時は飲みにくいですね、流石に...トラディショナルの宿命的なところはあるのかもしれませんが。
わかりやすいですが、タイミングによっては飲みにくいワインだと思います。


■横浜のレストランで。


熟成パルマ ディ プロシュート



カプレーゼ



カルパッチョ



タラバガニのトマトソース



ビステッカ ディ フィオレンティーナ(Tボーンステーキ)




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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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