Ostu(オストゥ:代々木公園)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。
本日は代々木公園の脇にあるオストゥに行ってまいりました。


目の前は代々木公園。
都心の方ですが、意外とゴチャっとした街です。
所々に洒落た店は多いですが。

オストゥはピエモンテの方言でオステリアを意味しているそうです。シェフがピエモンテ バローロ村で修行したとの事で、なるほど納得。



シェフは宮根正人氏。
「アントニオ」(2年)、「ロニオン」(2年)、「アルソリトポスト」(1年)、「イル・ルシェッロ」(1年)を経て渡伊。マントヴァ「アル・ベルサリエーレ」(1年)、バローロ「ロカンダ・ネル・ボルゴ・アンティーコ」(5年)で修業。その後、肉屋やチーズ工房等を巡り、07年「オストゥ」のシェフ就任。11年8月、オーナーシェフになったそうです。
ミシュランガイド東京版 2017では*1を獲得しています。


まずはビールからいただきます。


生産者、銘柄: イザーク(ピエモンテ産クラフトビール)

フルーティーで麦芽の甘みを強く感じる。
香りもバナナやリンゴなどの風味が感じられる。ら


◾︎「自家製チャパタ、」


しっとりモチモチとしたチャパタ。
塩気が素敵なフォカッチャ。


◾︎アンティパストミスト「様々な郷土料理」



「カルネ クルーダ」(★★+)
ピエモンテ料理。熊本県産馬肉のタルタル
蕩けるような馬肉にパルメザンのほのかな塩気、そして胡椒のピリッとした辛さを感じる。噛めば噛むほど旨味が出る。

「ペペロンチーニ リビエニ」(★★)
小さな唐辛子の詰め物。
唐辛子の中にツナとケッパーを詰め込んでいる。
存外甘口でフルーティーだが、口の中で徐々に唐辛子の辛さが広がっていく。ツナのジューシーさとケッパーのスパイシー感も感じる。

「ファリナータ」(★★)
リグーリア、トスカーナ料理。ひよこ豆のお焼き。
スナック菓子。中に詰め物がされているわけではなく、ひよこ豆をペーストにしてあげ焼いたものか。
脂の厚みと塩気とひよこ豆のほのかな甘さ。シンプルだが美味しい。


◾︎アンティパスト「パンチェッタを巻いたホワイトアスパラガス 目玉焼きとパルミジャーノ ケッパーバターソース」(★★★+)


ホワイトアスパラガスのジューシーな甘みとパンチェッタとパルミジャーノの塩気の無限運動。黄身で丸みが増して至福。
ケッパーの独特のオリーブ的な風味と塩気もぴったり。
シンプルな組み合わせだけど、ホワイトアスパラガスの甘みが引き立っている。ホワイトアスパラガスのエキスと塩気のバランスが絶妙。


◾︎プリモピアット「蛍烏賊とピゼッリ カラスミのペペロンチーノ カサレッチェ」(★★★+)


蛍烏賊とカラスミの磯の香り漂うパスタ。グリーンピース。しっかりとした質感のパスタで、そこにかなり辛めのオイルでペペロンチーニに仕上げてある。グリーンピースのプチプチした食感と蛍烏賊の食感。独特の磯の香り。
烏賊の塩気とワタの厚みのある味わいが辛さに負けておらず、とても美味しい。パスタも噛めば噛むほど小麦の風味を感じさせる。



◾︎プリモピアット「越冬させたメークインを使ったニョッキ ゴルゴンゾーラと胡桃」(★★★+)


溶けるような芋の甘さが際立ったニョッキ。
強烈なゴルゴンゾーラの芳香と塩気と厚みのあるソースと調和する。コリコリとした胡桃の食感もとても良い。
ニョッキが非常に滑らかでシルキー。


生産者: ピラ
銘柄: バローロ セッラルンガ 2012

外観は明るい澄んだガーネット、粘性は中庸。
典型的かつ伝統的なバローロの作り。
樽より果皮の華やかさを強く押し出したものだが、果実味はしっかりとあって、タンニンは香りの華やかさほど強くはない。薔薇やエナメルリムーバーの様な華やかさと共に、烏龍茶などの乾いた葉、そしてブラックカラントやダークチェリーの様な果実味を感じられる。ドライジャムの様な風合い。パストラミハム、燻製肉、ユーカリやオリエンタルスパイスの様な要素も。
酸味やタンニンは比較的落ち着いていて、果実の厚みをしっかりと感じられる。フルーティー。
余韻も長く華やかで完成度は高い。


◾︎セコンドピアット「牛頰肉のブラザート アル バローロ 伝統的な調理法で」(★★★★)


ポレンタを添えた牛頰肉の赤ワイン煮込み。
肉質を残した状態で柔らかく仕上げている。
ねっとりとしたコラーゲンに満ちていて、牛肉のエキスと旨味が充満している。ソースには赤ワイン(バローロ)のやや酸味を感じさせる要素もあり、当然ながら頰肉には絶妙のペアリング。スタンダードな赤ワイン煮込みだが、さすがに美味しい。
これは素晴らしい。


◾︎ドルチェ「ティラミス」(★★)


クラシックなティラミスをチョイス。
コーヒーの風味と濃厚なクリームが素晴らしい。
デザートとしては典型的だけれどもクオリティがすごい高い。幾らでも食べられそうな気がする。


◾︎ミニャルディーズ



先日のコンテンポラリーなサローネと異なり、トラディショナルな料理が並びます。味わいもはっきりしていて、親しみやすい。
ですが、すごくいい。基本的に何を食べても美味しい。
前菜も肉料理もパスタも完成度が非常に高くて、価格はそれなりですが、かなり満足感が高いと思います。
日本で本格的な伝統料理を食べられるところはそう多くないと思いますが、異文化を感じながら舌も喜べるいいレストランだと思います。
また行きたいですね。


住所: 東京都渋谷区代々木5-67-6 代々木松浦ビル1F
店名: Ostu(オストゥ)
電話番号: 03-5454-8700
営業時間:
18:00~23:00
(L.O.21:00)
月・土・日
ランチ 12:00~14:30
(L.O.13:00)

Salone2007(サローネ ドゥエミッレセッテ:元町中華街)

こんにちは、HKOです。
本日は仕事で足を横浜まで伸ばしたついでに、イタリアンの名店、サローネ 2007まで行ってきました。



場所は元町・中華街駅のほど近く。
隣にはマリンタワーがそびえ立っています。すごく横浜っぽいぞ!



バーニーズニューヨークの地下にあります。



内装はシックかつ豪華に仕上げられています。
グランメゾンっぽい佇まい。



シェフは細田健太郎氏。
ヘアサロンからイタリアンへ転向した異色の経歴を持っていて、ビオディナミコ入店後、サローネ2007に異動。現在はシェフとして活躍されているそうです。


まずはスプマンテから。


生産者: カンテ
銘柄: メトード クラシコ ドサッジオ ゼロ NV

外観は淡いイエローで粘性は中庸。
豪華なシャンパーニュにも似た強烈なローストナッツと参加的な香り、そして濃密なシロップと洋梨や白桃の香りに溢れている。かなりクオリティが高いスプマンテ。
強い旨味があり、蜜蝋、リコリスなどの風味が感じられる。ローストナッツ香はエイジングというより品種特性かも。酸は溌剌としており、香りと比べるととてもフレッシュ。旨味とリンゴの様な余韻が長く残る。


◾︎序章「A5サーロイン メークイン トリュフ」(★★★+)


ジューシーなA5サーロインの柔らかさと脂身の甘さ、食感。メイクイーンの滑らかな甘いピューレが奇跡的な調和。強い白トリュフオイルの香りも絶妙。
口の中で肉汁と芋の風味が混じり合う。


◾︎調和「アオリイカ 卵 グリーンピース」(★★★+)


カステル フランコ、アオリイカのブレザオラ、ポーチドエッグ、グリンピースのペースト、えんどう豆。
オリーブオイルの風味を軸として、滑らかで濃厚なグリーンピースのペーストと半熟卵に近いポーチドエッグの濃密さが調和。サヤエンドウのプチプチとした食感、アオリイカのねっとりとした繊細な甘さ、グリーンピースの甘みが口に広がる。生ハムクロッカンテのパリパリとした食感も驚きがあり楽しい。


◾︎郷土「ニョケッティ 栗 ジェノベーゼ」(★★★)


栗粉のニョケッティ 魚の出汁を効かせたジェノベーゼ、モロッコインゲン、黒オリーブパウダー。
甘くねっとりとした栗の風味のパスタ。ソースの様なトマト感を感じさせるジェノベーゼ。あまりバジルが前に出ていない。木ノ実のコリコリ感とモロッコインゲンの強い食感がアクセント。甘いパスタとトマトの旨味が広がるパスタ。ほのかなオリーブの塩気も素晴らしい。


◾︎味覚の濃縮「牛ハツ マスタード オレンジ」(★★★+)


牛ハツ 炭のオイル マスタードジェラート オレンジ ルッコラセルバチコ。一口で。
牛ハツの食感、甘いビネガー、オレンジとマスタードの酸味の調和。噛み締めると牛ハツの肉の風味。爽やかにオレンジとマスタードの酸味、オレンジの白皮の様な苦味が感じられる。ピーナッツの食感。一瞬の至福。


◾︎提案「リガトーニ カルボナーラ アニス」(★★★+)


アニスとチーズの香り漂うカルボナーラ。胡椒のクロッカンテ。パスタはリガトーニ。パンチェッタ。
強い食感の豊かなリガトーニ。アタックはアニスの香りだが、噛み締めるとチーズの芳醇な香りが溢れ出る。
全体的にやや甘めのカルボナーラで、パンチェッタの塩気とピリリと効いた黒胡椒で引き締める。デザートの様なクリーミーさと香りの甘さ。アニスの香りが全体的に感じられる。
中華的な風合いを感じる。


◾︎再構築「金目鯛 カルピオーネ セージ」(★★★+)


金目鯛のソテー、カルピオーネソース、クレソン、コリアンダーシード、玉ねぎ、セージのフリット
甘酢と自然に調和する金目鯛、殊の外コリアンダーシードの存在感と、玉ねぎのビネグレットの風合いが強い。
金目鯛はふっくらと仕上がっている。ペーストは滑らかでコリアンダーシードとの食感のコントラストが非常に楽しい。甘酢でひとまとまりになった魚。


◾︎哲学「仔羊 白インゲン エスプレッソ」(★★★★)

痛恨の撮影忘れ...!!メインなのに!!!
最後にイラストを貰ったのでそれで代用します...

60度で10時間火を入れた仔羊のストゥファート、チーズとエスプレッソのパウダー、白インゲンのペースト。
白インゲンの滑らかさの中にエスプレッソのロースト香と独特の香りの仔羊の風味。仔羊は柔らかく絶妙に火が入れられており、余韻にチーズの旨味を残していく。
仔羊はジューシーでインゲンのペーストに肉汁が混ざり調和。しっとりとした食感。カスレを思わせる。


◾︎「スパゲッティ ポモドーロ 80g」(★★★)


お好みのグラムで。
ただここに至るまで結構な皿数が来てるので、控えめに。それでも80gは多かった!
濃厚なトマトソースとオリーブオイルの風味が際立つシンプルなポモドーロ。やや硬めの芯を残した茹で加減。
凝縮されたトマトの旨味が素晴らしい。


◾︎ドルチェ「チョコレート ライチ メレンゲ ココナッツクリーム レモンペースト」(★★★)


まずメレンゲのサクサク食感からライチの独特の食感とオリエンタルな風味が現れる。その後に濃密なチョコレートのテリーヌの厚みを感じさせる。全体的にかなりショウガのスパイシーさが効いており、後味のチョコレートの余韻を綺麗に洗い流してくれる。


◾︎ミニャルディーズ




かなりコンテンポラリーなイタリアンだと思います。
技法はトラディショナルに根ざしたものだと思いますが、プレゼンテーションがとても今風。皿数も多いですし。
レフェルヴェソンスとかもこんな感じですね。
メニューがイメージと食材名。イメージを膨らませるのが面白い。
食材の組み合わせも縦横無尽で、伝統的なレシピに縛られないものが多かったと思います。
特に良かったのが、アオリイカ、牛ハツ、仔羊ですね。
シンプルなアミューズも良かったです。
クリエイションがとても秀逸なので、ここはまた行きたいですね。
ちなみに写真撮り忘れましたがフォカッチャもとても良かったです。


住所: 神奈川県横浜市中区山下町36-1 バーニーズ ニューヨーク横浜店B1
店名: Salone2007(サローネ ドゥエミッレセッテ)
電話番号: 045-651-0113
営業時間:
ランチ  12:00~13:00 L.O
ディナー 18:00~20:00 L.O(22:30 CLOSES)
定休日:日曜日、第1・3月曜日

Ristorante HONDA(リストランテ ホンダ: 青山)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。


こんにちは、HKOです。
本日は青山のリストランテホンダに行ってまいりました。


最寄駅は外苑前。
フロレリージュ、オルグイユ、アビスの近くあたりにあります。ここら辺、お店固まってますねー。


桜は散り際で、葉桜になってました。
でも、はらはらと落ちる桜がなんとも叙情的です。


そんな訳でホンダです。
プリフィクスのランチを頂きました。



シェフは本多 哲也氏。
渡仏、渡伊の後西麻布のアルポルトで副料理長を務め、2004年に独立。リストランテ ホンダを開店しています。


生産者: カヴァレーリ
銘柄: フランチャコルタ ブラン ド ブラン NV

外観は淡いイエローで粘性は中庸。
極めてエレガントなシャンパーニュに近いバランスを持ったフランチャコルタ。
ややオイリー。バタートーストや甘いシロップの様な香りがあり、香ばしいナッツの様な風味が感じられる。シトラスの様な清涼感と和梨のような果実味が感じられる。ハチミツ、白い花、フレッシュハーブの様な爽やかさとある。
爽やかな酸味と強めの旨味、乾いた葉のような風味。
ブランドブラン的な切れ味のよさというより、やや厚みのある旨味が表出している。


■アンティパスト「花巻産石黒牧場のホロホロ鳥のバロティーヌ トンナートソース」(★★)


ツナを使ったトンナートソース。季節野菜とオリーブのパウダーを添えている。
低温調理の瑞々しい鶏ハムにピスタチオなどを練りこんでいる。トンナートソースは酸味と油分、ツナの風味が、淡白なホロホロ鳥に調和。胡椒の刺激もアクセントになっている。添え物の野菜にはオリーブのパウダーがよく聴いている。フルーティーで塩気があり、野菜とバランスがいい。


■「バターをつけて焼いた全粒粉のパン」(★★)

麦の風味がしっかりと感じられるサクサクのトースト。


■プリモピアット「子羊のラグーとトマト、カルチョフィのパッケリ」(★★★★)


子羊のトマト煮とアーティチョーク、大きいパスタ
パスタはかなり歯ごたえが良くセモリナの風味が感じられるパスタ。
そこにはっきりとした仔羊の風味とトマトソースの強い味わいがバランスよく調和する。仔羊はトロトロに煮込まれており、本来の風味の強さとトマトの旨味が素晴らしく合っている。時折ハーブの様な風味。
アーティチョークのホクホクした食感と、ソースの絡みも良い。
かなり食べ応えがあり、お腹いっぱいになる。


■セコンドピアット「牛タン、牛スネ肉の煮込み チョリソー 季節野菜」(★★★)


お肉本体。



別添えのガルニチュール


バジルのペースト、マスタード、オリーブオイル。

野菜の甘みと牛肉の出汁の効いたスープ。
牛タンは厚みがあるが、かなり煮込まれており、ホロホロ。ナイフを落とすだけで切れる。マスタードかよく合う。バジルソースの爽やかさ、オイリーさも素晴らしい。
しっとりとした油とコラーゲン。牛タンのおでんみたいなイメージ。
スネ肉はしっかりと固く、旨味がある。肉の味わいがはっきりと感じられ、こちらもマスタードとバジルソースがら合う。
ガルニチュールはジャガイモ、インゲン、玉ねぎ、人参。
スープに戻していただく。甘みが凝縮したスープと野菜か当然ながら調和する。
ポトフにイメージは近い。


■ドルチェ「木苺とチェリー、フロマージュブランのクレープ 濃厚牛乳のジェラートと共に 桜の香り」(★★★)


桜の葉から感じられる香りと木苺、苺の爽やかな酸味が気持ち良いクレープ。クリスピーなクッキーと濃厚なミルクジェラートも良い。ジェラートとフロマージュブランの甘みと桜の塩気、苺の酸味の調和。ミントの爽やかな風味。
非常に美味しい。


以上。
どれもプレゼンテーションがコンテンポラリーでいい感じなんですが、やっぱりシェフのオススメコースが良さそうでしたね。
まあただこれで飲み物込みで6000円なんだから十分です。予算繰りがなかなか厳しい状況で、いいランチだったなーと。
特にパスタが絶品。複数種類食べてみたい!
今度行くときはシェフのオススメコースにしたいですね!


住所: 東京都港区北青山2-12-35 小島ビル 1F
店名: Ristorante HONDA(リストランテ ホンダ)
電話番号: 05058690637
営業時間:
12:00~14:00(L.O)
18:00~22:00(L.O)
ランチ営業、日曜営業

Cafe Aimee Vibert(カフェ エメ ヴィベール:日本橋)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。


こんにちは、HKOです。
本日は日本橋のカフェ エメ ヴィベールで夕飯を食べてきました。
エメ ヴィベールといえば恵比寿にあるグランメゾンが有名ですが、こちらはよりカフェとかビストロ然とした気軽な感じのお店になっています。



エグゼクティブシェフは若林稔章氏。
青山の「ラ・マレ」「トゥールダルジャン」を経て25歳の時に渡仏。
フランスの三ツ星レストラン「エスペランス」や「メゾンブランシュ」「レカミエ」、そして「ホテル日航東京」「ロオジェ」を経験。エメ ヴィベールはミシュランガイド東京2008にて二ツ星獲得。

こちらはカジュアル業態で、クラシックなグランメゾン的フレンチの要素を残しつつ、メニュー自体はビストロ料理といった感じです。ワインもフランス産のカジュアルなものが多いですね。中にはブルゴーニュもありますが、グラスはACブルまで...といったところ。
セットメニューもありましたが、本日はアラカルトで2皿ほど頼みました。

さて、まずはお得!とかかれていた前菜プレートを頼んでみます。


ワインはクレマン ド ロワール。


◾︎アントレ「前菜の盛り合わせ」(★★)


・キッシュ
ほうれん草と卵、ベーコンのシンプルなキッシュ。
スフレの様な柔らかさとパイ生地の甘やかさを際立って感じさせる。厚切りベーコンの食感と旨味で引き締まる感じ。



・ガランティーヌ
ハーブ(ローズマリー?)の効いたガランティーヌ。鶏肉を思わせる淡白さ。強めの食感。淡白だからハーブの風味が際立つ。

・豚足のテリーヌ
コリコリとした軟骨の食感としっとりとしたコラーゲンのコントラスト。ゼリー寄せよりはるかに強い寒天感がある。

・パテドカンパーニュ
しっかりとレバーなどの内臓の風味を感じるカンパーニュ。肉とレバーの食感のコントラストが良いし、いかにもビストロ的で美味い、

・ウサギのリエット
意外と油分をしっかりと感じるウサギのリエット。
滑らかで豚よりも目が細かい。ペースト的。



・アカニシガイのマリネ
貝の水煮というか、うま煮というか、そんな風味。
烏賊の煮付けに味の方向性は似ている。オリーブオイルの風味。
ギュムギュムの食感。



・そら豆とバジル ヴィネグレット
爽やかな甘酢と春の香りのそら豆、バジルの風味。
玉ねぎの食感が楽しい。

・サーモンのカルパッチョ
脂の乗ったサーモンとピンクペッパーの刺激が良い、
シンプルながらほのかに甘みがかかっているのが脂と相性が良い。



◾︎メイン「ステーキフリット150g」(★★+)


サーロインのステーキフリット。
原初のジュを使ったシンプルなステーキ。中は程よくレアで、エキスは詰まっている。塩気は控えめ、故障はやや強めに効いている。手放しに火入れが良い!ということはないが、非常にビストロ的。厚切りゆえに肉のエキスは十分に感じられるし、なかなか満足度は高い。


なかなか手堅くまとまった料理が多い様な気がします。
2皿しか食べてはいないのですが、極端に「すごい!」という皿はないです。ただ、それこそビストロ的というか、あまり目立たず、手堅く、食べ飽きない感じの趣向を凝らされた感じがしますね。
特にステーキフリットとかは超王道メニューだと思いますので、そこに変な個性とかは付けず素直に供出している感じでしょうか。お値段もかなり抑えられていますので価格対比の満足感はとても高い様に感じました。
一人でゆっくりと夕食を食べるのにはとても適していると思います。

今の時期、窓際の席からは桜が見えてなんともいえない感じの良さがあります。


住所: 東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町 1F
店名: Cafe Aimee Vibert(カフェ エメ ヴィベール)
電話番号: 03-6225-2552
営業時間:
(ランチタイム)11:00~17:00
(ディナータイム) 17:00~23:00(L.O.22:00)
ランチ営業、日曜営業

da olmo(ダ オルモ: 神谷町)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。
本日は虎ノ門のダ オルモに行ってまいりました。



虎ノ門というか神谷町に近い感じ。
アークヒルズ仙谷山が見えます。



シェフは北村征博氏。
北イタリア、トレンティーノ アルトアディジェ州がベース。アル ピーノ(ロンバルディア州)、パオロ テヴェリーニ(エミリア ロマーニャ州)、 シューネック(トレンティーノ アルトアディジェ州)で各1年修業を積む。
帰国後、日本橋ベアートのシェフを3年務め、2007年9月より新宿三丁目トラットリア ブリッコラのシェフを務め2012年8月退職。ダ オルモを開店...とのこと。
ミシュランガイド2017 東京版では*1を獲得しています。


全体的に金額は控えめなのですが、スパークリングもプロセッコと抑え気味です。大変助かります。


生産者: マルスーレ
銘柄: プロセッコ トレヴィーゾ エクストラドライ NV

外観は透明感のあるストローイエローで粘性は中庸、泡は溌剌と立ち上っている。甘いシロップの様なフルーティーな香り。ライチや洋梨のコンポートの様な風合いを感じさせる。バタークリームなどの要素もあるが基本的にはとてもフレッシュ。杏仁豆腐のシロップに近いかも。
酸味は柔らかく、ほのかに残糖を感じさせる。
余韻にはほのかな苦味。シンプルながらなかなかキャッチーで良い作り。

いいプロセッコです。気に入りました。


◾︎「前菜盛り合わせ」(★★★)


・石鯛のカルパッチョ
石鯛、オリーブオイル。
石鯛のコリコリっとした食感、オリーブオイルの滑らかさと、噛み締めると絶妙な塩気が広がる岩塩。
石鯛のほのかな脂とオリーブオイル、岩塩が絶妙。ディルの爽やかな風味も良い。

・ホタルイカのブルスケッタ
ホタルイカを乗せたカリカリのバケット。
ブルスケッタといえばガーリックとトマトだが、これはホタルイカ。ホタルイカの味噌の濃厚さとコク、烏賊の磯の香りが意外にもバケットに合う。ホタルイカの食感とカリカリのバケットの食感のコントラストもいいなぁ。

・ナツメグとジャガイモのキッシュ
ほくほくのジャガイモのキッシュ。芋の甘さを感じる、シンプルなキッシュ。ほのかにナツメグの風味が鼻に抜ける。

・牛レバーとフォアグラのパテ
結構癖が強い野生的なレバーパテ。フォカッチャと共に頂く。

・熟成ジャージー牛の塩漬け
熟成したジャージー牛の生ハム。というか生肉に近い。
味は極端に塩気がある訳じゃなくてプレーン。ただそこから感じるアミノ酸的な旨味は相当強まっている。
ほのかにリコリスの風味っぽい香りがある様な。

・菜の花 マスタードソース
お浸しに見えるけど、菜の花にマスタードのドレッシングがかかったもの。結構マスタード風味が強く、辛味と酸味がはっきりしている。謎なのはメロンの様な含み香があるところ。不思議。余韻に広がる苦味も素敵。



◾︎「五島列島 石鯛のラサ」(★★★)


生パスタをチーズのおろし金で細かくしたもの。石鯛のソース、オリーブオイル。
アーリオオーリオと石鯛のフュメを軸にした味わい。
魚介感の出汁感、オリーブオイルの青い味わいが好きな感じ。引き締まった石鯛の身もエキスと旨味がたっぷり。
パスタは柔らかいが、リゾット的で、よくスープをつかんでいる。
そして、印象的なのはトマト。強烈な旨味、甘みが全体を別の印象に変える。フルーツトマト。石鯛と絶妙な旨味を放ち、アクアパッツァ的な印象も受ける。


◾︎「子羊と山羊のスパゲッティ 白ワイン風味」(★★★+)


胡椒とタイム、山羊の香り漂うパンチのあるパスタ。
香りがすごい。
タイムなどのスパイスも強烈だが、やはり山羊の香りが一番軸となっている。
山羊と子羊はしっとりと柔らかく煮込まれており、ソースと共に強烈な旨味と香りが放っている。合わせて塩気が絶妙で、出汁の風味と共にソースの軸を果たしている。
パスタは歯切れが良いがしっとりとしたもの。



◾︎「白金豚の炭火焼き 季節野菜のソテー添え」(★★★)


白金豚の炭火焼。ちょっと宮崎の地鶏もも焼きを思わせる感じ。
甘い脂身とねっとりとした質感の肉質に、苦味を伴う香ばしい炭火の風味と苦味。火入れも素晴らしく、噛み締めるとエキスが溢れ出る。瑞々しい。塩気と豚のエキス、苦味が絶妙。
栃木産川田農園の野菜のソテー(ごぼう、蕪、蓮根、ほうれん草、ジャガイモなど)。
このソテーがまた美味しくて、野菜の甘みと焦がした香ばしい香り、苦味、ほのかな塩気が調和している。またジャガイモの薩摩芋みたいに甘い。


◾︎「デザート盛り合わせ」(★★)


・ボネ
濃厚なチョコレートのプリン。
ほのかにアーモンドやチェリーリキュールの様な風味を感じる。生クリームを添えていただく。

・リンゴケーキ
素朴なリンゴケーキ。ふわっとしたスポンジケーキにカットしたリンゴが混ぜ込まれている。リンゴの酸味を感じさせる素朴なケーキ。

・クレマ カタラナ
クリームブリュレ。濃厚なバニラとカスタードの風味。
クリーミー。香ばしいキャラメリゼの焦げ香。


全体的に派手さや華やかさは控えめですが、郷土料理的というか、素直に美味しい料理が多いですね。
どれも料理としては完成度が高くて、個人的には北イタリアってこんな感じなのか...と思って楽しんで頂くことが出来ました。
会社からは近いので、またぜひ行きたいですね!


住所: 東京都港区虎ノ門5-3-9 ゼルコーバ5 1F
店名: da olmo(ダ オルモ)
電話番号: 03-6432-4073
営業時間:
[火~金]
11:30~14:00(L.O) 18:00~23:00
[月・土]
18:00~23:00
プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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